診療科からのメッセージ

呼吸器内科

呼吸器内科の研修は、班長(指導医)—副班長—後期研修医—前期研修医の4~6人で構成される班の一員となり、感染や悪性腫瘍、アレルギー疾患など、様々な疾患を診療していきます。

問診の取り方や診察法といったプライマリケアに始まり、聴診や身体所見の極意など医師として最も大切な基礎の部分を築く教育を行っています。聴診器1本で気管支喘息か心不全かを鑑別したり、心電図から気胸が起きていることを推測したり、肺・胸膜病変が改善したかどうかをレントゲンを撮る前に診察で判断したり、身体所見からここまでわかるのか!といったミラクルな感動を味わえます。そして、なんといっても呼吸器内科ではレントゲンやCT写真を読めるプロフェッショナルになれます!患者さんを診れば診るほど楽しくなって、わくわくしてきますよ!
これ以外にも、呼吸器内科のマニュアル本や、唯一の呼吸器専門医試験対策問題集を当医局で作成しており、全国の現場で広く使われています。

風邪などの一般内科の領域から、喘息やCOPD、肺癌やアレルギー疾患、肺循環障害など、幅広い分野の知識をひとつの診療科で堪能できることは、呼吸器内科の最大の特徴です。
1年目にまわると、その後の臨床研修だけでなく医師の一生に本当に役立つ診療科ですので、右も左もわからなくても、3か月後には360度見渡せるようになっているはずです。ぜひ、当科のプログラムに参加してください。一緒に「よく学び、よく遊び」ましょう!私たち医師にとって、人生経験は大切です。そこから見えてくる患者背景だってあるのですから、頭も身体もバランスよく動かして、自分の、そして患者さんの未来を見据えることができる医師を目指しましょう!

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