先端工学外科学分野
概要
本研究室では、よりクオリティの高い医療を実現するための研究・開発を行なっている。研究の核となるインテリジェント手術室における画像誘導下手術は、2000年3月の術中MRI導入から2023年7月までに2,300症例超を数え、Image-guided surgeryの創始期から普及期を支えてきた。これからは情報誘導手術(Information-guided surgery)の時代を迎え、これまでの術中MRI・アップデートナビゲーションシステムに加え、MRスペクトロスコピー、覚醒下開頭術、術中言語機能検査(IEMAS)、術中迅速病理診断、フローサイトメトリーを用いた悪性度術中診断、光線力学診断・治療、非接触インタフェース(Opect)、自動追従型手台ロボット(iArmS)、高次脳機能検査、等々の術前・術中・術後を一気通貫に支援する様々なモダリティを追加し、集学的なクオリティの向上を目指している。そして、これらの技術を統合したSmart Cyber Operating Theater (SCOT)の実現に向けて、医工連携(融合)・産官学連携(融合)の研究開発体制を展開している。
また、がん治療における手術・放射線・化学療法に次ぐ第4の治療法として、集束超音波治療および音響活性薬剤を併用した音響化学療法の実現に向けた取り組みを進めている。単なる技術開発だけではなく、国際規格取得にむけた活動にも注力している。
基礎研究から臨床応用・製品化まで各プロセスを担当するスタッフにより集学的なアプローチがなされ、これらの取り組みは次世代の医工連携(融合)研究、そしてその橋渡し研究、ビジネス化のモデルとなりうる。
また、がん治療における手術・放射線・化学療法に次ぐ第4の治療法として、集束超音波治療および音響活性薬剤を併用した音響化学療法の実現に向けた取り組みを進めている。単なる技術開発だけではなく、国際規格取得にむけた活動にも注力している。
基礎研究から臨床応用・製品化まで各プロセスを担当するスタッフにより集学的なアプローチがなされ、これらの取り組みは次世代の医工連携(融合)研究、そしてその橋渡し研究、ビジネス化のモデルとなりうる。
研究可能テーマ
他科との共同臨床試験・研究等
・脳神経外科手術支援システム研究開発
・手術室のデジタルツイン化の基盤技術 スマート治療室の開発
・口腔内病変のAI診断用口腔内ダーモスコープの開発
・若手脳外科医の早期習熟を支援する血管内治療デジタルバイブルの開発
・細胞シート工学を用いたバイオコンパチブルインプラントの開発
・外科的治療用器械出し看護師システムの開発
・手術スタッフの業務効率化とパフォーマンス評価のための手術室人流解析システムの開発
・NICUにおける非拘束型新生児生体モニタリング技術の開発
・医療機器用無線給電システムの開発
・5Gを活用した脳血管内治療の遠隔支援システムの開発
・地域医療格差是正実現のための移動型治療用ユニットの開発
・MRI画像のAIによるデノイズ処理
・ピアサポートのDX化による新しい当事者参画医療社会モデルの構築
以上、 大学院生とテーマを共同作成した臨床研究を含め、様々な医療分野における課題について数多く実施中である。
・脳神経外科手術支援システム研究開発
・手術室のデジタルツイン化の基盤技術 スマート治療室の開発
・口腔内病変のAI診断用口腔内ダーモスコープの開発
・若手脳外科医の早期習熟を支援する血管内治療デジタルバイブルの開発
・細胞シート工学を用いたバイオコンパチブルインプラントの開発
・外科的治療用器械出し看護師システムの開発
・手術スタッフの業務効率化とパフォーマンス評価のための手術室人流解析システムの開発
・NICUにおける非拘束型新生児生体モニタリング技術の開発
・医療機器用無線給電システムの開発
・5Gを活用した脳血管内治療の遠隔支援システムの開発
・地域医療格差是正実現のための移動型治療用ユニットの開発
・MRI画像のAIによるデノイズ処理
・ピアサポートのDX化による新しい当事者参画医療社会モデルの構築
以上、 大学院生とテーマを共同作成した臨床研究を含め、様々な医療分野における課題について数多く実施中である。
スタッフ紹介
教授 正宗 賢 村垣善浩(兼任・客員教授)
准教授 田村 学 北原秀治 飯塚幸恵 (兼任)
講師 吉光喜太郎 齋藤太一(兼任) 稲野辺奈緒子(兼任)
助教 冨永絢子(兼任)