大学院・研究施設

肝・胆・膵外科学分野

概要

東京女子医科大学消化器病センターは昭和40年に中山恒明名誉教授を初代所長として設立されて以来、わが国の消化器外科および消化器内科診療の牽引してまいりました。消化器外科全般にわたり手術手技および検査手技を幅広く身につけるための後期研修制度がありますが、大学院においては専門的分野の探求と先端医療研究に重点を置いております。肝移植、再生医療、細胞治療、遺伝子治療などの高度先端医療研究、高周波組織凝固などの先端医療技術の習得、免疫・代謝状態の解析や分子遺伝子学的解析による個人ごとに最適な総合治療戦略の組み立てなどが行われております。21世紀の消化器外科を担う、熱意溢れる若き外科医の参加を期待します。

研究可能テーマ

1. 腹腔鏡下手術における二酸化炭素気腹状態の術野環境が腫瘍細胞にもたらす影響に関する基礎的研究(本田、大目)
2. 膵管内皮細胞の癌化プロセスに関わる遺伝子に関する研究(本田、川本)
3. Stage 0膵癌の診断における間接的画像所見に関する研究(本田、川本)
4. 肝細胞癌に対する術前化学療法の有用性に関する研究(本田、有泉)
5. 浸潤性膵管がんに対する術前治療の有用性に関する研究(本田、大目)
6. 先端画像システムの外科手術、IVRへの応用 (本田、有泉)

スタッフ紹介


教授・基幹分野長:本田五郎
准教授:有泉俊一
講師:大目祐介
助教:松永雄太郎
助教:橋田和樹
助教:川本裕介
助教:棚橋 亨
 

医学研究科