腎生検入院
入院期間・スケジュールは?
約6-9日間です。 入院の翌日に腎生検を行います。
方法は?
病棟の処置室で行います。所要時間は約1.5時間くらいです。
1.前処置
息止めの練習、膀胱バルーンの留置、点滴注射の準備などを行います。
2.腎生検の実際
→検査「腎生検」
3.腎生検終了後
- 翌朝までベッド上安静が必要です。
- 翌朝、エコー検査にて腎臓の周りの血腫(出血のあと)の状態を確認して問題がなければ、病棟内での歩行が可能となります。その後も出血の可能性があるので腎生検後4-7日間は病棟内安静となります。
- 原則退院後外来で腎生検の結果と今後の治療方針について説明しますが、早急な治療が必要な方はそのまま入院を継続し治療を行います。
腎生検入院の際に注意すること
1.内服薬の確認
出血しやすい薬(ワーファリンや抗血小板剤など)やサプリメント(DHA、EPA、魚油、Fish Oilなど)を服用している方は、検査前に中止する必要があります。薬の種類により、中止する期間などが異なりますので担当医の指示にしたがってください。
2.その他
検査後は出血しないように寝たままの状態で長時間安静になります。女性の方は生理中の検査を避けたい場合、担当医へ申し出てください。
費用は ?
腎生検のみの場合、入院費用は約8万円です。