法人・大学案内

大学史料室・吉岡彌生記念室

大学史料室は、本学の創設者である吉岡彌生・荒太夫妻の事績を始め、教員や卒業生など、本学に関する歴史資料を収集、調査研究するため、1966(昭和 41)年に中央校舎2階に開設されました。1970(昭和45)年には吉岡彌生記念室を併設して収集した資料の一部の展示公開を開始。2020(令和2)年には彌生記念教育棟に移転しました。本学の歴史や女子医学教育史を調査研究する利用者の相談にも応じています。

新着ニュース

書籍のご案内

酒井シヅ編『愛と至誠に生きる 女医吉岡彌生の手紙』(NTT 出版)
>>詳細はこちら

ご利用案内

■場所・お問い合わせ
東京女子医科大学 彌生記念教育棟1階
>>交通案内はこちら
お問い合わせ:03-3353-8111(代表)

■開室時間
月~金: 9:30~16:30
土曜日: 9:30~12:00(毎月第3土曜は閉室)
閉 室: 日曜祝日・年末年始(12月30日~1月4日)
     創立記念日(12月5日)
マスクの着用にご協力ください。

関連書籍販売

東京女子医科大学関係

  • ・『東京女子医科大学小史』(1966年) 2,500円
  • ・『東京女子医科大学百年史』(2000年) 3,000円
  • ・『東京女子医科大学110周年記念誌』(2010年) 2,000円

吉岡彌生関係

  • ・吉岡弥生女史伝記編纂委員会編『吉岡弥生伝』(1966年改訂版) 5,500円
  • ・吉岡博人『吉岡弥生』(1960年) 2,500円
  • ・酒井シヅ編『愛と至誠に生きる 女医吉岡彌生の手紙』(NTT出版 2005年) 2,090円

所蔵資料

吉岡彌生記念室では、吉岡彌生や吉岡家、本学教員や学生、学校生活などに関する写真と資料を収集、展示しています。

1.主な展示資料

吉岡彌生と吉岡家に関する資料では、彌生が愛用していた被布や聴診器・注射器などの医療器具、揮毫、書翰、肖像写真などがあります。また、吉岡荒太が記した『独逸語講義録』と版権証、彌生の実父、鷲山養斎が使用していた百味箪笥と薬籠などがあります。

学校に関する資料では、教科書やノート、卒業証書、医学専門学校時代の制服のレプリカや徽章、副校長の吉岡正明が留学先のドイツから持ち帰った顕微鏡、昔の建物や学生生活を写した写真などがあります。

2.最近寄贈された資料

衣通(そとおり)姫の図
2014年1月
岡本歌子先生(S16年卒業生)
寄贈

日本画:衣通(そとおり)姫の図
本学卒業生岡本歌子先生の婚礼品の一つです。衣通姫は允恭天皇の妃で、その美しさは衣を通して照り輝くほどであったと伝えられています。衣通姫は和歌山県の玉津島神社に奉られています。

化学天秤
2014年5月
第一生理学教室
寄贈

化学天秤
第一生理学教室で1960年代以前に使用されていたもののようです。天秤はガラス箱の中に設置されているため、外気中の粉塵を混入させずに正確に計測することができました。

3.所蔵資料の閲覧

『女医界』や『日本女医会雑誌』(戦前期)など、研究・調査のための資料閲覧にも対応しております。閲覧ご希望の場合は当室にご相談の上、所属図書館(もしくは居住地の公立図書館)からの紹介状をご提出下さい。ご発表時の資料掲載などにつきましては、別に「資料掲載許可願」のご提出をお願いすることになります。
なお、資料状態などにより閲覧に供することができない場合がございますので、予めご了承下さい。

4.資料寄贈をご検討の方へ

当室では、本学創設者や卒業生など、本学の歴史にまつわる資料、女性医師や医史学にまつわる資料などを収集し、それら資料のご寄贈を随時受け付けております。ご寄贈に当たっては「資料寄贈申込書」のご提出をお願い致しております。ご寄贈をお考えの方は是非当室までご相談下さい。

>>「資料寄贈申込書」のダウンロード

よくある質問

大学の歴史や吉岡彌生に関する質問をQ&A形式にまとめました。
>>Q&A
このサイトの内容を許可なく転載・頒布することを禁じます
東京女子医科大学史料室・吉岡彌生記念室

法人・大学案内