東京女子医科大学

 

国公私すべての大学は、定期的に文部科学大臣の認証を受けた評価機関（認証評価機関）による評価（認証評価）を受審する必要があります。この認証評価制度は、大学の質保証等を目的として、2004（平成16）年度に導入されました。

本学では、第1期として2007（平成19）年度に、第2期として2014（平成26）年度に、大学基準協会による大学評価（認証評価）を受審し、「適合」の認定を受けました。そしてこの度、第3期として2021（令和3）年度に受審し、前回に引続き「適合」の認定を受けました。総評においては、以下の点について、高く評価されています。

• ・教育課程の順次性と体系性を、医学部では「アウトカム・ロードマップ」、
  　看護学部では「ディプロマ・ポリシーに基づく育成能力と卒業までの学修到達度レベル表」 により、
  　明確にしている。


• ・医学部においては、臨床推論能力の学習効果を判定する材料として独自の評価指標 を開発し、
  　更に多角的な分析を行っている。
　　　　
• ・「国際交流委員会室」では 設置以来、海外交換留学に関する業務を一元的に行っており、これまでに、
  　医学部・看護学部ともに多数の海外派遣と受け入れを行っている。
　　　　
• ・法人の中長期計画・目標に基づく「研究」「医療」領域の基本方針に沿って、専任の女性教員比率を
  　高めていることは、女性医療人キャリア形成において良い影響を及ぼすことが期待できる。

今回の評価結果を真摯に受け止め、「助言」項目について改善に努めると同時に、「長所として特記すべき事項」については、より一層の向上に励む所存です。

【認証期間】2022（令和4）年4月1日～2029（令和11）年3月31日