看護職生涯発達学
概要
看護職生涯発達学は、看護学生を含む看護職が、生涯を通じて、成長・発達し続けるための教育・研究・実践を行う領域です。本領域に含まれる要素は、看護職(看護学生を含む)、生涯を通した成長・発達に関わること、能力やキャリア(人としての生き方)に関することです。看護職が成長・発達し続けることを支える概念や理論の探求は、看護学分野にとどまらず、哲学など他分野の理論も活用しながら展開していきます。また、キャリア発達や看護職に求められる能力、すなわち、状況に応じた適切な表現力、倫理的判断力、問題発生予防・問題解決能力などの向上にむけて、新たな研究手法をも探求することを目指して理論と実践の両方から研究を進めます。
本課程では、学生自身の経験を踏まえた研究課題をみつけだすために、省察、意思決定、聴くことなどに関する文献を通して哲学的視点からの考察、合意形成理論をとりいれたファシリテーション教育の開発、看護職にむけた教育プログラムの検討などの特論と演習を準備しております。これからの看護職における成長発達を促すための能力開発に興味のある方の入学を期待しています。
本課程では、学生自身の経験を踏まえた研究課題をみつけだすために、省察、意思決定、聴くことなどに関する文献を通して哲学的視点からの考察、合意形成理論をとりいれたファシリテーション教育の開発、看護職にむけた教育プログラムの検討などの特論と演習を準備しております。これからの看護職における成長発達を促すための能力開発に興味のある方の入学を期待しています。
研究可能テーマ
看護職の倫理に関すること、キャリアに関すること、看護職への教育に関すること、医療・看護における合意形成・ファシリテーションに関することなど、看護職を対象にした多様な研究が可能です。
スタッフ紹介
・教授 吉武 久美子
学位論文テーマ
修士論文テーマ
・一般病棟に勤務する看護師が患者への気管吸引において最善を志向し実践するプロセス
・社会人経験のある看護師が職業継続を決意するプロセス
・一般病棟に勤務する看護師が患者への気管吸引において最善を志向し実践するプロセス
・社会人経験のある看護師が職業継続を決意するプロセス