Block 8の時間割について
MDプログラムの最終部分であるBlock 8は、第6学年の夏期休暇直前より実施される。これ
までのテュートリアルを中心として学習し、1年余りにわたる臨床実習を終了して、基本知識
と技能、医師としての態度と習慣の基礎が身に付いたと期待する。この期間は、卒前教育で必
須の知識を総まとめし、総括評価を行うものである。 |
●プレテスト |
目標を達成するために、学生白身に自分の到達度を認識させる必要があり、Block 7の終了直後に、学業
成績に入れないプレテストを実施する。その結果を整理して各人に知らせ、努力目標を明らかにし、夏期休暇中に自己学習を行わせる。 |
●講義 |
オリエンテーションに始まる学習では、自己学習の習慣を生かし最大の効果が得られるように、12週に亘
り毎週決められた学習領域を取り上げ、評価目標を示し、自習を中心に知識を整理・習得する.領域は、総
論(症候と検査)の1領域、臓器系統別の10領域、社会医学と医療総論の1領域から構成される。 |
●総括 評価 |
各領域を終了後、直ちにその領域に関わる試験を行い、6年間に亘る卒前教育の総括評価を終了する。 |
●補講 |
さらに、どの分野の医師にとっても必須と考えられる、生命倫理、治療総論、医師患者関係、健康管理に関
する学習を行い、卒前教育の総決算とする。 |