Block 1(IV期)の時間割について
Block 1のつづきであるが、現在最も研究が進歩しつつある分野、新しい事項を多く含んでおり、学生はそれに興味をもつとともに、時代の進歩に対応できる能力を身につける。 |
●テュートリアル |
「教育の特色」参照 |
●講義 |
テーマ「刺激と生体反応」、「生体信号・情報伝達」、「生体と放射線」、「生体と薬物」、「生体と微生物」、「生体の防御反応」、「遺伝と遺伝子」、「細胞増殖と細胞死」の講義がある。ここには従来の生物学、遺伝学、解剖学、生化学、生理学、薬理学、微生物学、免疫学、病理学、放射線医学などが統合的に盛り込まれている。最新の研究にも触れるとともに、臨床医学教室のスタッフも加わって、臨床医学との繋がり、応用も示される。 |
●実習 |
物理学的実験と生理学的実習、微生物の実習、免疫学的実習を行う。実習とともに、データの解釈、推論、まとめ方、レポートの書き方などもあわせて学習する。 |
Block 2の時間割について
Block 2以降は基礎から臨床まで器官系別・機能系別にヒ卜の正常な構造とそれらの異常を学習する。 |
●テュートリアル |
「教育の特色」参照 |
●講義 |
「臨床診断総論」および「臨床医学総論」では、それ以降の各Blockにおける学習にあたり共通してその基礎となる事項を習得する。次いで医学の中でも最も生死に関係の深い「循環器系」、「呼吸器系」、「腎・泌尿器系」を学習する。 |
●実習 |
基礎医学的な実習を重点的に行い、実験動物の正しい扱い方、機械器具の正しい取り抜い方、実験結果の解析法(コンピューター解析を含む)、レポートの書き方など、基本的な実験態度を涵養する。 |