Block 3の時間割について
Block 3は主に消化器系、内分泌系、代謝系の三つのテーマから構成される。消化器系はヒト
が生きて行くのに必要な食物の消化・吸収、代謝系は吸収された物質の生体内における代謝、
内分泌系はそれらの総合的な調節、生体の恒常性の維持に関わるとの観点から、三つの系が一
連の流れを持つBlockを構成している。 |
●テュートリアル |
「教育の特色」参照 |
●講義 |
統合カリキュラムの基本方針に沿い、各系とも基礎的な事項(解剖、病理、生化学、生理等)と臨床的な事
項(内科、外科等)が相互に関連を有するようにカリキュラムを編成している。口腔外科も消化器系との
関連の中で学習する。 |
●実習 |
消化器系、内分泌系、代謝系、に関連する各臓器のマクロ、およびミクロの解剖、病理実習ではこの系の局
所解剖・組織学を含む形態学を学習する一方、生化学実習を通じて機能を学ぶと共に、診断、治療に必要
な臨床技術を学習する。 |
Block 4の時間割について
Block4は神経系を中心とするカリキュラムで構成されている。 |
●テュートリアル |
「教育の特色」参照 |
●講義 |
系としては脳神経系T〜W、感覚器系、運動器系、席酔系がある。感覚器系は嗅覚・視覚・味覚・聴覚・平衡
覚を含む。鼻腔・口腔・咽頭・喉頭など頭頚部、顔部のすべてもここで学ぶ。運動器系は筋・骨格・関節を含む。
画像診断の学習は頭蓋・頭頚部、全身の筋・骨格について行われる。また放射線治療も含まれる。 |
●実習 |
神経系の臨床を理研する上で極めて重要な局所解剖、組織の学習、脳紳経系、運動器系、感覚器系の機
能的側面および物質的側面や代謝等を生理学的、生化学的、薬理学的手法を用いて学ぶ。更に、診断・治
療に必要な検査技術・手術術式なども学習する。
臨床系では、診断学を主とするが、検査技術・手術術式見学なども実習を通して学ぶ。 |