当内視鏡室は外来棟2階に8室の検査室を有し、また西A病棟1階に分室を有する施設です。消化器内科、消化器・一般外科などの医師を中心に総勢40名の医師および15名のコメディカル(看護師、検査技師、事務)によって構成され、1日約80件の検査、治療を行っています。
上部消化管内視鏡検査は年間10,000件、下部消化管内視鏡検査 は年間5,500件、胆道、膵臓内視鏡検査は年間400件行っています。
近年、開発された小腸内視鏡検査も行っており、珍しい小腸出血や腫瘍も発見されています。また、カプセル内視鏡も導入しています。消化管出血などの緊急内視鏡も随時受け入れています。
写真1:逆流性食道炎
近年、日本人にも増えており、胸焼けや胸痛を呈する疾患です。直接、生命に関わる病気ではありませんが、日常生活の質を低下させる疾患として注目されています。
写真2:胃潰瘍
最も有名な胃の病気です。
写真3:早期胃癌
発赤した部分が早期胃癌です。約15mmで、これなら内視鏡治療(切除)で完治可能です。
写真4:大腸ポリープ
S状結腸のポリープです。