お知らせ
2025年08月29日 【心理的安全性確保の宣言】
2025年8月29日
各位
学校法人東京女子医科大学
理事長 清 水 治
理事長 清 水 治
心理的安全性確保の宣言
近年の本学の不祥事において、関係各位に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本学は、元理事長の専横体制において教職員の心理的安全性が脅かされた事例を収集し、反省・教訓として取りまとめ、再発防止を期すとともに新生女子医大としての風土を築くことを目的とし、理事会の下に風土改革委員会を設置いたしました。同委員会において、教職員を対象に実施したアンケートを集計・分析した結果を踏まえ、ここに心理的安全性確保に向けた本学の取り組みを宣言するとともに、「至誠と愛」を胸に一層の社会貢献をするべく全力を挙げて邁進してまいります。
※心理的安全性の定義:組織のなかで自分の考えや気持ちを、誰に対しても安心して発言できる状態
本学は、元理事長の専横体制において教職員の心理的安全性が脅かされた事例を収集し、反省・教訓として取りまとめ、再発防止を期すとともに新生女子医大としての風土を築くことを目的とし、理事会の下に風土改革委員会を設置いたしました。同委員会において、教職員を対象に実施したアンケートを集計・分析した結果を踏まえ、ここに心理的安全性確保に向けた本学の取り組みを宣言するとともに、「至誠と愛」を胸に一層の社会貢献をするべく全力を挙げて邁進してまいります。
※心理的安全性の定義:組織のなかで自分の考えや気持ちを、誰に対しても安心して発言できる状態
【心理的安全性確保の宣言】
新生東京女子医科大学は、近年の不祥事において教職員の心理的安全性が脅かされたことを深く反省し、近年の不祥事発生から現在までの本学の全ての教職員の心理的安全性を確保し、風通しの良い良好な職場環境の維持に努めてまいります。 〔重点方針〕 ・組織運営・意思決定を透明化し、開かれた組織風土を醸成します ・相互信頼・尊重に根差したコミュニケーションを増進します ・ハラスメント防止・相談体制を強化し、安心して声をあげられる環境を醸成します ・公正・公平な人事・評価を目指します ・働き方改革を踏まえ、適切な人的資源の配分など労働環境を改善します |
【風土改革委員会】心理的安全性に関するアンケート集計・分析報告書
2025年08月21日 Japan Health 2025にてモバイルスマート治療室を出展しました

本学先端生命医科学研究所先端工学外科は株式会社NTTドコモと共同で第5世代移動通信システム(以下、5G)を活用した遠隔手術支援ソリューションとして、外科的治療が可能な移動型車両「モバイルスマート治療室」を開発しています。この車両は病院が患者のもとに向かうという新しいコンセプトを掲げ、平時は過疎地域を巡回して地域医療格差を解消し、災害などの有事には迅速に被災地に駆けつけて救急処置を行うことを目的としています。
今回、Japan Health 2025では上記コンセプトの訴求を目指し、災害を想定した患者治療のデモンストレーションを実施しました。救護用エアーテント内に収容された患者の急変に伴い、エアーテント横にて待機している医療チームが容体を確認し、迅速にモバイルスマート治療室車両内に移動して治療にシフトするデモンストレーションを行いました。また車両の外の展示ブースを都心部の大病院と見立てて、NTTドコモが開発する、5Gを活用した手術情報伝送ソリューションを活用し、車両内の様子や情報が大病院にいる専門医のタブレット画面に共有され、専門医はそのタブレットを操作することで臨場感のある治療支援ができる様子を披露しました。医療スタッフの人員確保が困難な被災地を想定し器械出しはロボットにて実施しました。当日の様子はNHK大阪放送局の夕方のニュース番組「ほっと関西」で紹介されました。


Japan Health 2025:インテックス大阪 6号館Bホールにて
モバイルスマート治療室には、救急治療のための医療設備・機器や通信装置が装備されており、車両内の様子や各医療機器からの映像を5Gおよびクラウドサービス(docomo MEC (TM)、MECダイレクト (TM))を介してリアルタイムかつ高セキュアに遠隔地の医師へ伝送することが可能です。
*「docomo MEC」と「MECダイレクト」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
協力パートナー:
<Japan Health 2025>
株式会社NTTドコモ、ニプロ株式会社、アキレス株式会社、THK株式会社、全農畜産サービス株式会社、株式会社ロゴスコーポレーション、フクダ電子株式会社、白十字株式会社、エルピクセル株式会社、ミズホ株式会社、株式会社セントラルユニ、株式会社CROSS SYNC
関連サイト:
・モバイルスマート治療室のドコモ紹介ページ
https://www.docomo.ne.jp/corporate/technology/rd/tech/6g/005.html?icid=CRP_CORP_technology_rd_tech_to_CRP_CORP_technology_rd_tech_6g_005
2025年08月04日 東京女子医科大学で発生したノートパソコンの盗難と「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の不適合事案の報告
東京女子医科大学で発生したノートパソコンの盗難と
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の不適合事案の報告
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の不適合事案の報告
2025年2月に東京女子医科大学(以下「本学」という。)で発生した、個人情報を保存したノートパソコンの盗難事例(https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/news/20250221-1.html)に関連して行いました調査の結果、本学教員が実施する臨床研究において、国の定める「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(以下「倫理指針」という。)における重大な不適合事案が発生したことが判明いたしましたので、倫理指針に基づき当該事案を公表いたします。なお、倫理指針に定められている文部科学大臣及び厚生労働大臣への報告は、以下別添のとおり報告しております。
本学の臨床研究に関する信頼を損なう重大な案件が発生したことを受け、深くお詫び申し上げるとともに、本学教員への指導と研究に関する各種倫理指針の順守徹底を行い、再発防止に努めてまいります。
【事案の概要】
本学教員所有のノートパソコンが盗難される事案がありました。ノートパソコンには臨床研究に関する個人情報が保管されておりました。また、当該研究は倫理審査委員会で審査を受けず、研究機関長の許可なく学会で発表されておりました。
【再発防止策】
本事案は、パソコン盗難防止対策と研究の適正実施を図るための研究倫理教育及びフォローアップ体制が不十分であったことにより発生したと考えております。
このため、本学としては、パソコン盗難防止と研究倫理教育についての強化を図るとともに、改めて臨床研究の適正実施のためのフォローアップ体制を強化し、再発防止のための取組を進めてまいります。
経緯や再発防止策等の詳細につきましては、以下の報告書をもって御報告させていただきます。
本学の臨床研究に関する信頼を損なう重大な案件が発生したことを受け、深くお詫び申し上げるとともに、本学教員への指導と研究に関する各種倫理指針の順守徹底を行い、再発防止に努めてまいります。
【事案の概要】
本学教員所有のノートパソコンが盗難される事案がありました。ノートパソコンには臨床研究に関する個人情報が保管されておりました。また、当該研究は倫理審査委員会で審査を受けず、研究機関長の許可なく学会で発表されておりました。
【再発防止策】
本事案は、パソコン盗難防止対策と研究の適正実施を図るための研究倫理教育及びフォローアップ体制が不十分であったことにより発生したと考えております。
このため、本学としては、パソコン盗難防止と研究倫理教育についての強化を図るとともに、改めて臨床研究の適正実施のためのフォローアップ体制を強化し、再発防止のための取組を進めてまいります。
経緯や再発防止策等の詳細につきましては、以下の報告書をもって御報告させていただきます。
学校法人 東京女子医科大学
理事長 清水 治
理事長 清水 治
【本件連絡先】 東京女子医科大学研究推進センター
Tel:03-3353-8111(代表)
Tel:03-3353-8111(代表)