セミナー・イベント・学会のお知らせ

2024年06月19日 好評受付中!第11回地域連携セミナー

地域医療連携を強化する講演会開催。好評受付中!
7/4(木)東京女子医科大学病院第11回地域連携セミナー


 
 医療機関が地域社会で重要な役割を果たし、安心して暮らせる社会を実現するためには、地域医療の提供体制を構築し、医療連携を推進することが急務です。急性期から回復期、在宅療養まで切れ目なく医療を提供するためには、医療機能の分化と連携が不可欠です。
 東京女子医科大学病院では、医療連携・入退院支援部が主導して「地域連携セミナー」を定期的に開催しています。これにより、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーなど多職種間のネットワーキングを強化し、地域医療の質の向上を目指しています。このセミナーは、最新の医療知識や技術を共有する貴重な機会であり、本学の教授や基幹分野長が最新の研究成果や治療方法について講演します。
 今回の第11回地域連携セミナーでは、新たに着任した血液内科学分野と救急医学分野の教授が登壇します。全国の医療関係者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

「東京女子医科大学病院第11回地域連携セミナー」
日時/令和 6 年 7 月 4 日(木) 19:00~20:30 
会場/東京女子医科大学 弥生記念講堂(東京都新宿区河田町8番1号)+Web配信予定(ZOOMウェビナー)


Ⅰ セミナープログラム
司会進行   医療連携・入退院支援部運営部長 明石定子(あかし・さだこ)
開会挨拶 19:00~19:10 東京女子医科大学病院 病院長 肥塚 直美(ひづか・なおみ)
講演1 19:10~19:40 「 悪性リンパ腫治療の進歩とその課題 」
血液内科学分野 教授 基幹分野長 瀬尾 幸子(せお・さちこ)

(専門分野)血液内科学分野
(コメント)私の専門は造血幹細胞移植であり、特に移植後のウィルス感染症や肺障害を専門としております。
講演2 19:40~20:10 「熱傷の基本と初期診療 」
救急医学分野 教授 基幹分野長 森 周介(もり・しゅうすけ)

(専門分野)救急医学分野
(コメント)国内で外科、救急を修練し、米国医師免許取得後、多くの手術症例を経験し、高水準の救急医療の提供を追求しています。
閉会挨拶 20:10~20:15 東京女子医科大学病院 副院長 水主川 純(かこがわ・じゅん)
意見交換会 20:15~20:30(予定) 今後の感染状況等により中止とさせていただく場合があります。 予めご了承下さいませ。


Ⅱ 参加対象者
 全国の医療関係者の方々(今回一般の方々の参加募集はございません。)
 本研修は、日本医師会生涯教育講座の認定講習会です。
 受講により下記のカリキュラムコードの単位が取得できます。
 コード: 25( リンパ節腫脹 )0.5 単位 56( 熱傷 )0.5 単位

Ⅲ 申込方法
 下記URLよりお申し込みください。 【応募締切 :令和 6 年 6 月28 日(金)】
 https://docs.google.com/forms/d/1Zg4WVuZULheOUoPpV9fiWv_cuFYV40WO6BP7DH9v3w8/edit

Ⅳ お問い合わせ
 ● 東京女子医科大学病院 医療連携・入退院支援部 地域連携室
 ● メール:chiiki-renkei.bm@twmu.ac.jp ● FAX:03-5269-7387 ●直通電話: 03-5269-7160
 
 <取材に関すること>
 東京女子医科大学 広報室 阿部・首藤 
 〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
 Tel:03-3353-8111 Fax:03-3353-6793  
 E-mail: kouhou.bm@twmu.ac.jp

2024年06月17日 第56期バイオメディカル・カリキュラム募集開始!

【未来医療革命】好評受付中
第56期バイオメディカル・カリキュラム募集開始!

 
Ⅰ.バイオメディカルの未来への挑戦
 

 バイオメディカル(Biomedical)とは、医学と理工学を融合させた学際的な学問分野で、生物や体のしくみを理解しつつ、最先端テクノロジーと組み合わせたさまざまな診断・治療法が開発され、今日の医療に活かされています。いま、バイオメディカルが大きく注目されている理由が三つあります。
 まず「技術の進歩」です。21世紀に入り、最新の技術と科学の知識がバイオメディカルに導入され、がん先端医療、遺伝子治療や再生医療をはじめとする革新的な治療法が登場してきています。
 次に「高齢化社会」です。人生100年時代を迎え、世界中で高齢化が進んでいます。お年寄りが健康で質の高い生活を過ごせるようにバイオメディカルの発展が期待されています。
 最後に「感染症や慢性疾患の増加」です。新型コロナウイルスなどの未知の感染症や長く苦しむ病気が増えてきており、これらに対する新しい予防策や治療法の開発にバイオメディカルが大きく貢献しています。
 このように、未来の新しい医療の形を実現するバイオメディカルが着実に発展してきています。
 バイオメディカル・カリキュラム(BMC)は、東京女子医科大学先端生命医科学研究所で提供している1年間の公開講座です。理工学系や薬学系の技術者を対象に、医学全般についての正しい知識をダイジェストで学べるように工夫しています。最新トピックスのみを紹介するセミナー形式ではなく、医療産業に携わる人たちが、系統的な医学知識を学ぶ講義に加え、体験型の実習・見学により基礎医学と医療の実地に触れることができます。また、医学と理工学が融合した最新の先端医学、バイオメディカルエンジニアリングを取り入れた最新カリキュラムも提供しています。このようなBMCのユニークな特長のもと、先端医療産業への貢献や異分野の交流を通じて、バイオメディカルの未来を切り拓く人材を育成しています。

(学)東京女子医科大学先端生命医科学研究所(所長 清水達也)では、第56期バイオメディカル・カリキュラムの受講を受け付けております。

■開講期間:2024年10月~2025年9月   ■募集人数:60名
■受講料:140万円(税込)   ■申込受付期間:2024年7月末日


Ⅱ カリキュラムの内容(年間スケジュール)



 このカリキュラムは1年間です。まず、医学の基本を学ぶ講義と実習から始まり、次第に専門的な臨床医学を学べるようになっています。
 また、最新の医療技術やバイオメディカルエンジニアリングの動向も学びます。さらに、受講生自身が未来医療を考える実践的な「未来医学セミナー」を設け、未来医療を創造するマインドの習得のサポートも行っています。

□講義時間について
●1時限80分の講義・実習を、木曜日午後に3時限、土曜日に4時限行います。
●年間授業日数は講義約192時限、実習・見学は約43時限、未来医学セミナー(自主研究)は約20時限で合計255時限です(第55期2023年10月~2024年9月の場合)。

□講義内容について
 講義内容① 基礎医学(医学部1~2年の学習内容に相当)
 講義内容② 臨床医学(医学部3~4年の学習内容に相当)
 講義内容③ バイオメディカルエンジニアリング
 講義内容④ 実習
 講義内容⑤ 未来医学セミナー(文献調査とグループ討論)


微生物実習の風景


総合外来センター検査室の見学風景


生理学実習の風景


Ⅲ カリキュラムの特長

 「系統的な医学教育」受講生は仕事を続けながら、医療全般の知識を体系的に学べます。医療業界の人々が正確な医学知識を身につけつつ、実際の医療現場を体験します。
 「先端医療産業への貢献」再生医療や先端工学外科学の講義と実習を通じて、未来医療を創造する人材を育成します。
 「異分野の交流」著名な講師陣や専門家との交流に加え、異分野・競合企業の受講生同士の人材ネットワークの構築をサポートします。
 このカリキュラムは、医療技術の進歩と社会のニーズに応えるため、重要な学習機会となります。
受講生は、医薬や医療用具関連産業だけでなく、金融や出版、翻訳業などの非医療分野からも集まります。近年では毎年約40名の受講生が参加し、これまでに2,200名以上が修了しています。講義や実習は東京女子医科大学と早稲田大学の連携施設「TWIns」で行われます。ここでは、医学や生命科学と理工学を融合した最先端の医療技術を学び、実践することを目指しています。
 

【お問い合わせ先】

<バイオメディカル・カリキュラム(BMC)に関すること>
〒162-8666東京都新宿区河田町8-1 TWIns 2階
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 BMC事務局
TEL:03-3353-8112(ext.26401,26411) 
E-mail:bmc.aa@twmu.ac.jp
ホームページ: https://www.twmu.ac.jp/ABMES/BMC/
Facebook: https://www.facebook.com/twmu.bmc?ref=embed_page

<報道取材申し込みに関すること>
〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
東京女子医科大学 広報室 阿部・首藤
Tel:03-3353-8111(ext.30162) Fax:03-3353-6793
E-mail: kouhou.bm@twmu.ac.jp