当院の緩和ケア診療体制について
当院の緩和ケアチームについて
緩和ケアチームは、医師、看護師、薬剤師など多職種によるチームで、当院がんセンターの直轄組織です。主治医の先生、担当の看護師さんからの依頼を受けて、担当診療科と連携して入院患者さんの症状への対応、ケアを行います。詳細につきましては、当院がんセンターのがん緩和ケア室のページをご覧ください。
当院には緩和ケア病棟、ホスピス病棟がありません
終末期をおだやかに入院で過ごす目的の緩和ケア病棟、ホスピス病棟は、残念ながら当院には整備されていません。化学療法・緩和ケア科の入院病棟は、症状対応が必要な患者さんの一時的な入院を行っていますが、症状が落ち着いたら自宅退院となることを前提としており、療養のための入院は行っておりません。
療養入院をご希望の患者さんやご家族には、入院病棟が整備されているホスピスや緩和ケア病棟を有する病院をご紹介させて頂いています。ホスピス、緩和ケア病棟では事前面談が必須で、緊急入院は出来ないことがほとんどです。面談の予約が取れる日や実際に入院出来るまでに時間がかかることが多い(1~数か月)ため、早すぎるくらいの時期から行動を開始する必要があります。
そのためには、いざ具合が悪くなったらどうするか、自宅でのご家族による介護が難しくなったらどうするか、終末期をどこでどのように過ごすか、最期をどこで迎えたいのか、現在の主治医やご家族とよく相談をしておくことが必要です。
新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う面会制限について(2021年4月30日現在)
※日々情報が更新されています。最新の情報は東京女子医科大学病院のホームページをご覧ください。
当院では、新型コロナウイルス感染症の院内感染防止の観点から、入院前のすべての患者さんにPCR検査を受けて頂き、陰性を確認できるまで自宅待機または感染防護対応病棟での対応としております。また、病院長からの通達により、ご家族やご友人などの入院患者様への面会はすべて禁止とさせて頂いております。入院後に外出・外泊は出来ません。どうしても院外へ出ることを希望される場合は退院して頂き、再度PCR検査を受けて頂くことになります。ご理解とご協力を頂ければ幸いです。