医療関係者の皆さまへ

医局員募集

当科では医局員を募集しています

標準的な化学療法から、大学病院ならではの難しい症例への治療法、合併症・有害事象対応も含め、様々な悪性腫瘍についての病態、治療の基礎から応用までを一緒に学んでみませんか?

がん治療の早期から患者さんと関わり始め、治療の有害事象や病状悪化からくる様々な苦痛に適切に対応できるスキルを身につけてみませんか?
患者さんの人生の最期までを共に歩んでいくことを望んでもらえるような信頼の得られる緩和医療の知識や技術を学んでみませんか?

新専門医制度開始に伴う当科の研修について

当院では、2018年度より日本専門医機構による新専門医制度に沿った後期研修医プログラムが開始されました。
それに伴い、当科への入局を希望される方にキャリアプラン例を提示します。

当科での研修で取得を目指す、日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医や日本緩和医療学会の緩和医療専門医は、 新旧いずれの専門医制度においても、「基本領域」の専門医・認定医を取得していることが条件となっています。
今回始まった新専門医制度下においては、日本専門医機構で定義される基本領域専門医(19領域)が必要です。 当科入局後、まずはこれらの基本領域の専門医・認定医取得を目指すプログラムで研修を開始していただきます。
当科は臓器別によらず、あらゆるがん患者さんに対する化学療法や緩和ケアを行っているため、全身の診察ができる内科、 外科、総合診療科などの専門医・認定医を基本領域としていただくことをお勧めしています。
もちろん、その他の基本領域の専門医・認定医をお持ちの先生が入局され、資格取得をされることもありました。 迷われるようでしたらまずはご相談ください。
なお、外科専門医(日本外科学会外科専門医)を基本領域とする場合、当科所属下では専門医更新に必要な手術経験数が維持出来ないため、専門医資格更新時に「日本外科学会認定登録医」となります。
「日本外科学会認定登録医」も基本領域の認定医資格として認められています。

日本臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医や日本緩和医療学会の緩和医療専門医は、 日本専門医機構で定義されるSubspecialty専門医(29領域)には含まれておりません。
近くSubspecialty専門医に入るべく、学会が総力を挙げている状況です。

このように、新専門医制度が始まったばかりで流動的な部分を含めた状況であるため、 当科ではその時々の最新の情報に合わせて、研修プログラムを柔軟に変更対応していきたいと考えています。
将来、がん患者さんの治療を担う医師になりたい、腫瘍内科や緩和医療をやりたいという先生方が、 より早く専門的知識や技術を得られるよう、またこれらの専門医資格がより早く取得出来るよう、 それぞれの人生設計や医師としての理想像とも合わせて、どのような研修が適しているのか柔軟に考え、 入局前から話し合いをして決めていきたいと考えています。
入局を迷っている段階からでも結構ですので、まずはお気軽にご連絡ください。
初期研修医1年目、2年目の先生だけでなく、医学部の学生(何年生でも)、既に他科で働いておられる先生も大歓迎です。
相談・見学・説明会は、可能な限りご希望の日時に沿うよう調整いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

その1 新専門医制度下における当科研修例

・医学部学生
・初期研修医の先生
・後期研修医で基本領域の専門医/認定医をお持ちでない先生



その2 旧専門医制度下における当科研修例

・旧専門医制度で研修をされた後期研修医の先生 基本領域の専門医/認定医をお持ちの先生
→「基本領域の専門医/認定医受験」をスキップして、当科における専門研修を開始します



その3 臨床大学院生コースにおける当科研修例

・医学博士号取得を希望される初期研修医の先生
・がん、化学療法、緩和医療についての研究をしたい初期研修医の先生



臨床大学院生、大学院については、各ホームページをご確認ください http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/iryorenshi/index.html
http://www.twmu.ac.jp/univ/graduate/

※新専門医制度を含めた各専門医・認定医の変更があった場合、研修システムが変更となる可能性があります(2018年5月1日現在)

問い合わせ先

162-8666
東京都新宿区河田町8-1
化学療法・緩和ケア科
医局長 中島 豪
TEL: 03-3353-8111(代表)
E-mail:kensyu.ce@twmu.ac.jp