やけどをしたら

患部を1秒でも早く、水で、冷やすことが推奨されます。 手近にあるコップの水でもお茶でもまずかけることです。その後も流水(水道水)で冷やし続けることが望まれますが、それができないときは濡れタオルで冷や しても良いでしょう。15分ほど冷やしたら速やかに医師の診察を受けてください。自己判断の治療(ジャガイモやアロエなど)は以後の治療の妨げになるので 避けましょう。

■ 服を着てる場合 服は脱がさず、そのまま水をかけてください。無理に脱がそうとすると皮膚が剥がれ、 損傷が酷くなります。
■ 水泡ができた場合 水疱(水ぶくれ)は破らないでください。破ると感染を起こしやすくなります。
■ 乳幼児や老人の場合乳幼児や老人は低体温を起こしやすいため、冷やしすぎに注意しましょう。ひととおり 冷やしたらすぐに病院へ搬送します。
■ 気道熱傷の場合 気道熱傷のおそれがある場合は、息ができなくなってからでは手遅れになってしまうので、直ちに救急搬送を依頼します。
■ 心肺停止の場合 電撃傷などで心肺停止状態にある場合は心肺蘇生が最優先されます。冷却は二の次になります。