救急医学(救急医療科)
1995(平成7)年に救命救急センターを主な研究・教育の場として救急医学講座が開設された。教育は卒前医学教育、卒後研修、救急専門医養成、看護教育、師床検査技師、救急救命士など、広範囲に行っている。本学在籍者のみでなく、他大学や他病院在籍者や、時に国外からの実習生も受け入れる。これまでに本学以外の医学生706名と、本学を含めた研修医398名の研修を受け入れた。研究は患者を通しての臨床研究が主である。心臓停止、重度ショックの病態と合併症(DIC、MOFなど)、急性血液浄化法、高気圧酸素治療と組織酸素代謝、重症感染症(敗血症、エンドトキシン血症)、脳死など、一語でいえば侵襲学ともいえるものが主題である。入局者は全国の大学から来ており、大部分は医療練士研修医となるが、希望者は大学院生として研修を行っている。
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