脳神経外科学
脳神経外科は中枢神経・末梢神経系の外科治療を目的とした科である。当脳神経センターは開設33周年を迎えている。高倉前教授が最も力を入れて来られた疾患は悪性脳腫瘍で他に追随を許さない独自の治療法を行っている。今後は良性腫瘍・機能的疾患(てんかん・不随意運動・難治性疼痛・顔面けいれん・三叉神経痛など)の外科治療を積極的に当センターで推進したいと思っている。血管障害ではバイパス手術・頸動脈内膜剥離術・血管内治療などの症例数が増加している。脊椎脊髄外科では小山客員教授に指導をお願いしている。以上、今までの伝統を受け縦ぎながらさらなる飛躍を期している。関係各位のご理解と、学生諸君の脳神経外科教室への入室を期待している。
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