内科学[第四](腎臓内科)
第4内科は、総合内科が臓器別講座になることにより、腎臓内科としてスタートした。腎臓は、生体の恒常性を維持する重要な臓器であるが、その構造と機能は、複雑であるがゆえに非常に難解であるというイメージが強いと思う。教授をはじめ医局員は、大学としての高いレベルの臨床と研究に日々明け暮れると共に、学生の教育も重点的に力を注いでいる。臨床では、検診で発見された腎炎、ネフローゼ症候群、すでに腎不全に至ってしまった患者さんの治療に、腎臓専門医が研修医、学生を指導しつつ診療に当たっている。研究面では、免疫病理、生理機能、高血圧、代謝遺伝疾患の分子遺伝学的レベルでの研究を行っている。テュートリアルシステムでの医学教育、病棟実習を丁寧に教え、医学への興味を一生を通じて持ち続ける機会を多く与えている。
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