医学教育学
日本で初めて設置された医学教育を研究し推進する講座である。医学教育のあり方は学問・技術の進歩や社会の変貌に応じて変化している。時代に即した教育の方法・評価法、そして教員の育成法を研究し、情報を発信する事が講座の重要な役割である。現在、教育評価研究をはじめ、学習者評価、教育能力開発などの大きな研究プロジェクトを教室では行っているが、その中には学生が参加しているものもある。また、講義・実習・テュートリアル・臨床実習で構成される医学部カリキュラムの構築・運営に広く関わっている。学生教育では医学部卒前教育で、1年生に始まる「医学の学び方」および「人間関係教育」を通じた医学生の基本臨床能力としての知識・技能・態度教育を担当している。大学院では「いかに教えるか」について学ぶ機会を設けている。
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