解剖学
教育:1学年のブロック1「人間生物学」では「人体解剖・比較解剖」の講義と実習を行う。人体はミクロからマクロに向かって、細胞、組織、器官および器官系へと階層的につくられている。ここでは、人体の構造について主に肉眼(マクロ)レベルから各器官系の構成を解剖実習を通して系統的に理解する。また、解剖実習においては医学に対する真摯かつ敬虔な態度を養う。2学年のブロック2では循環器、呼吸器、泌尿器を、3学年のブロック4では神経系、運動器を、4学年のブロック6では、生殖器を学習する。
研究:21世紀は「脳研究の時代」といわれているが、おもに形態学の立場から、脳の研究を行う。(1)アストロサイトの構造と機能を遺伝子工学的手法をも含めて、あらゆる手法を使って明らかにする。(2)大脳基底核や海馬に焦点を絞ってその神経結合を明らかにしながら、その機能にせまる。(3)自律神経系の構造と機能を明らかにする。
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