2019年度 【凡 例】*:Corresponding Author †:筆頭者 ◎:発表者
■ 学術雑誌
原 著
1. Sekizuka Tsuyoshi†*, Iguchi Shigekazu, Umeyama Takashi, Inamine Yuba, Makimura Koichi, Kuroda Makoto,Miyazaki Yoshitsugu, Kikuchi Ken*: Clade II Candida auris possess genomic structural variations related to anancestral strain. PloS one 14 (10): e0223433, 2019.10 DOI:10.1371/journal.pone.0223433
2. Miyoshi-Akiyama Tohru, Ohnishi Takuma, Shinjoh Masayoshi, Ohara Hirotoshi, Kawai Toshinao, Kamimaki Isamu,Mizushima Ryo, Kamada Keisuke, Itakura Yasutomo, Iguchi Shigekazu, Uzawa Yutaka, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken,Takemoto Norihiko: Complete Genome Sequences of Staphylococcus argenteus TWCC 58113, Which Bears TwoPlasmids. Microbiology resource announcements 8 (17): e01582-18, 2019.4 DOI:10.1128/MRA.01582-18
総説及び解説
1. Iguchi Shigekazu†, Itakura Yasutomo, Yoshida Atsushi, Kamada Keisuke, Mizushima Ryo, Arai Yuko, UzawaYutaka, Kikuchi Ken*: Candida auris: A pathogen difficult to identify, treat, and eradicate and its characteristics ofJapanese strains. Journal of infection and chemotherapy : official journal of the Japan Society of Chemotherapy 25(10): 743-749, 2019.10 DOI:doi: 10.1016/j.jiac.2019.05.034.
2. 菊池賢†: 注目されるCandida auris. Medical Technology 47 (9): 857-858, 2019.9
3. 古垣内美智子, 菊池賢: Turicella otitidis, Brevibacterium otitidis. 臨床と微生物 46 (5): 394-397, 2019.9
4. 井口成一†: 【検出はまれだが知っておくべき細菌・真菌】グラム陰性菌 Bartonella属. 臨床と微生物 46 (5): 422-423, 2019.9
5. 井口成一, 菊池賢: 【実践的感染症診療】主な感染症に対する治療の実際 呼吸器 市中肺炎. Medical Practice 36 (臨増): 144-150, 2019.4
症例報告
1. 徳田美香, 曽木広信, 吉田敦, 阿保一茂, 松谷暁, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一, 鵜澤豊, 荒井裕子, 菊池賢: Mycolicibacterium wolinskyiによる人工膝関節置換術後膝関節炎の1例. 日本臨床微生物学会雑誌 30 (2): 80-84, 2020.3
2. Kusuda Takeshi†*, Ryoko Asami, Yoshishige Masuda, Tanaka Masashi, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken, SugiharaTakahiko: Erosive polyarthritis caused by sepsis due to a novel species of Streptobacillus notomytis. Modernrheumatology case reports 4 (1): 95-98, 2020.1 DOI:10.1080/24725625.2019.1655246
3. 深尾絵里, 小田智三, 本間温, 荻野恵, 横沢隆行, 菊池賢: 脳梗塞治療中に発症したRhodococcus corynebacteroides菌血症の1例. 感染症学雑誌 93 (6): 759-762, 2019.11
4. 吉澤奈央, 小田智三, 鎌田啓佑, 菊池賢, 山口浩和, 上西紀夫: 腹腔鏡下胆嚢摘出後に発症したMycobacterium abscessusによる臍部膿瘍の1例. 日本臨床外科学会雑誌 80 (11): 2073-2077, 2019.11
5. 古垣内美智子, 勝川千尋, 狩野真樹, 森河沙耶, 江口香織, 西尾基, 坂口智世, 宇都宮孝治, 戸田宏文, 松浦宏美, 前田和成, 山口逸弘, 中江健市, 上硲俊法, 菊池賢, 中尾仁美, 山内誠, 吉田耕一郎: 左大体基底細胞癌術後にジフテリア毒素産生Corynebacterium ulceransによる手術部位感染を発症し、室内飼育のネコとの水平伝播が考えられた1例. 日本臨床微生物学会雑誌 29 (4): 207-214, 2019.9
その他
1. 吉田敦, 奥住捷子: アウトブレイク時に求められる検査対応. 感染対策と微生物検査10 Modern Media別冊 65 (8): 151-155, 2019.8
2. 吉田敦: カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)検出例に遭遇したら. 微研ジャーナル友 42 (2 2019.5): 3-9, 2019.4
3. 吉田敦: その他の真菌感染症. 実践的感染症診断 14.真菌症 Medical Practice 36 (臨増): 353-357, 2019.4
■ 著 書
1. 井口成一: 進行多剤耐性カンジダ・アウリス(Candida auris)について. BioScan 8. ベックマン・コールター株式会社, 日本, 2020.2
2. 吉田敦: 感染症で行われる検査と看護. ナーシング・グラフィカ EX 疾患と看護4 血液/アレルギー・膠原病/感染症 323-339. メディカ出版, 大阪府, 2020.1
3. 吉田敦: 感染症と看護. ナーシンググ・ラフィカEX 疾患と看護4 血液/アレルギー・膠原病/感染症 323-339. メディカ出版, 大阪府, 2020.1
4. 菊池賢, 橋本正良(監修、訳), 吉田敦, 井口成一, 板倉泰朋, 鎌田啓祐(訳): 日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2019(49版). 日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2019(49版) 1-405. ライフサイエンス出版, 東京都 日本, 2019.7
■ 学会発表
1. ◎Keisuke Kamada, Atsushi Yoshida, Ryo Mizushima, Yasutomo Itakura, Shigekazu Iguchi, Yuko Arai, YutakaUzawa, Masahiro Shimojima, Ken Kikuchi: Antimicrobial Susceptibilities to 24 drugs of 491 Rapidly GrowingMycobacteria from Clinical Isolates in Japan. 29th European Congress of Clinical Microbiology and InfectiousDisease, Amsterdam, The Netherlands, 2019/04
2. ◎Keisuke Kamada, Atsushi Yoshida, Ryo Mizushima, Yasutomo Itakura, Shigekazu Iguchi, Yuko Arai, YutakaUzawa, Masahiro Shimojima, Ken Kikuchi: Geographical Distribution and Regional Difference among Clinical Isolatesof Rapidly Growing Mycobacteria Species in Japan. 29th European Congress of Clinical Microbiology and InfectiousDisease, Amsterdam, The Netherlands, 2019/04
3. ◎菊池賢: 常在菌叢、無症候性保菌の新たな展開 変異が及ぼす無症候性保菌から重症感染症への黄色ウドウ球菌病原性変化. 第93回日本細菌学会総会, 名古屋市, 2020/02
4. ◎小林文, 赤羽朋博, 近藤光子, 三田祐実子, 村松聡士, 武山廉, 坂井修二, 吉田敦, 多賀谷悦子: HIV陽性患者において胸膜炎との鑑別を要した肺梗塞の一例. 第238回日本呼吸器学会関東地方会, 東京, 2020/02
5. ◎菊池賢: ブルセラ症. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/02
6. ◎伊藤葵, 西潟唯, 高岡美也子, 佐藤純江, 柄澤利子, 後藤亜江子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢: Capnocytophage canimorsusによる髄膜炎の1例. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/02
7. ◎為智之, 森永未加子, 常松範子, 風間晴子, 加地大樹, 吉田敦, 菊池賢: 血液培養からmethicillin-resistant Staphylococcus argenteusを検出した1症例. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/02
8. ◎西潟唯, 伊藤葵, 高岡美也子, 佐藤純江, 柄澤利子, 後藤亜江子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢: Streptobacillus moniliformisによる鼠咬症の1例. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/02
9. ◎矢作和規, 浅見諒子, 野口穣, 古川友子, 小金丸博, 吉田敦, 増田義重, 稲松孝思: Listeria monocytogenesによる人工弁心内膜炎の1例. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/02
10. ◎佐藤 祐介, 鐘司 光貴, 渡邊 真弥, 相羽 由詞, 氣駕 恒太朗, 菊池 賢, 平松 啓一, 崔 龍洙: Staphylococcus capitisにおけるグリコペプチド系抗菌薬感受性の乖離機構の解明. 第93回日本細菌学会総会, 名古屋市, 2020/02
11. ◎松本 愛理, 田端 厚之, 高尾 亞由子, 菊池 賢, 友安 俊文, 前田 伸子, 長宗 秀明: ミチス群レンサ球菌が産生するコレステロール依存性細胞溶解毒素様の細胞接着分子. 第93回日本細菌学会総会, 名古屋市, 2020/02
12. ◎浅見諒子, 野口穣, 古川友子, 矢作和規, 小金丸博, 吉田敦, 増田義重, 稲松孝思: 10年間における市中感染型MRSAの経年的推移について. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/01
13. ◎野口穣, 矢作和規, 古川友子, 浅見諒子, 増田義重, 吉田敦, 稲松孝思: 当センターにおけるFilmArray装置運用のための調査. 第31回日本臨床微生物学会総会, 金沢市, 2020/01
14. ◎板倉泰朋, 吉田敦, 平山江美, 水島遼, 平井由児, 古賀一郎, 菊池賢: 当院におけるHIV感染者でのA型肝炎の現状〜ワクチン接種および接種後抗体価の検討. 第33回日本エイズ学会学術集会・総会, 熊本県, 2019/11
15. ◎菊池賢: 感染症診療のピットフォール. 第225回日本耳鼻咽喉科学会東京都地方部会学術講演会, 東京都, 2019/11
16. ◎菊池賢: 抗菌薬の適正使用と臨床現場での迅速検査の有用性. 第51回日本小児感染症学会総会, 旭川市, 2019/10
17. ◎菊池賢, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 鵜澤豊: 重症感染症を起こす黄色ブドウ球菌の遺伝背景ー無症候性保菌からの発症メカニズム. 第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会, 仙台市, 2019/10
18. ◎板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 鵜澤豊, 菊池賢: Corynebacterium striatumにおけるdaptomycin耐性機構. 第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会, 仙台市, 2019/10
19. ◎阿部雅広, 東祥嗣, 槇村浩一, 菊池賢, 宮ア義継: マウスモデルを用いたCandida auris国内分離株・海外分離株の定着能・病原性の比較解析. 第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会, 仙台市, 2019/10
20. ◎鎌田啓祐, 吉田敦, 板倉泰朋, 井口成一, 今野哲, 菊池賢: 日本におけるM. fortuitumのニューキノロン系抗菌薬に対する感受性とQRDR領域の遺伝子変異の関係. 第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会, 仙台市, 2019/10
21. ◎菊池賢, 井口成一, 板倉泰朋, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子, 宮ア義継, 梅山隆, 槇村浩一, 霜島正浩, 小川美保, 植松昭彦, 渋谷俊介, 柳沢英二, 山下知成, 玉井清子: 日本におけるCandida auris分離状況の全国調査. 第63回日本医真菌学会総会, 千葉市, 2019/10
22. ◎菊池賢, 岡本祥果, 井口成一, 板倉泰朋, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子: 日本で分離されたCandida aurisに対する抗真菌薬感受性. 第63回日本医真菌学会総会, 千葉市, 2019/10
23. ◎菊池賢: 在宅医療現場で注意すべき感染症. 南埼玉郡市医師会在宅医療研究会, 埼玉県栗橋市, 2019/10
24. ◎菊池賢, 阿部晃子, 大江紀沙, 板倉泰朋, 井口成一, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子: Corynebacterium striatumにおけるdaptomycin耐性機構. 第102回日本細菌学会関東支部総会, 長野県塩尻市, 2019/10
25. ◎菊池賢: 注目される真菌の薬剤耐性について. 第8回臨床微生物チュートリアル, 東京都, 2019/07
26. ◎菊池賢, 古垣内美智子, 水島遼, 井口成一, 板倉泰朋, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子, 秋山徹, 河村好章: Gemella属の再分類. 第51回レンサ球菌研究会, 京都市, 2019/06
27. ◎菊池賢: 寄生虫学再訪、寄生虫学の今日的意義. ACP(米国内科学会)日本支部年次総会, 京都市, 日本, 2019/06
28. ◎菊池賢: 培養陰性感染症へのアプローチ:研究者としてのこだわり. 第67回日本化学療法学会総会, 東京都, 2019/05
29. ◎菊池賢: 各種抗真菌薬の現状と開発 ポリエンマクロライド系. 第67回日本化学療法学会総会, 東京都, 日本, 2019/05
30. ◎高橋秀徳, 一ノ瀬直樹, 小田智三, 菊池賢, 岩崎吉伸: ノカルジア症の予後因子 当院で過去12年間に診断された42症例の後方視的検討. 第67回日本化学療法学会総会, 東京都, 日本, 2019/05
31. ◎海老原文哉, 浜田幸宏, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢, 満田年宏, 木村利美: ボリコナゾールのTDMにより制御しえたTrichosporon mucoides菌血症併発化膿性膝関節炎の希少症例. 日本TDM学会, 名古屋市, 2019/05
32. ◎海老原文哉, 浜田幸宏, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢, 満田年宏, 木村利美: Pharmacokinetics/Pharmacodynamics(PK/PD)解析により制御しえた多剤耐性緑膿菌による小児人工呼吸器関連肺炎. 日本TDM研究会, 名古屋市, 2019/05
33. ◎板倉泰朋, 水島遼, 鎌田啓佑, 井口成一, 柄澤利子, 鶴岡直樹, 後藤亜江子, 鵜澤豊, 吉田敦, 菊池賢: 当院2年間におけるCorynebacteriumの血液培養陽性例の後方視的検討. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
34. ◎柳澤慎之介, 酒井純, 今井一男, 樽本憲人, 鎌田啓佑, 吉田敦, 菊池賢, 前崎繁文, 吉田佳弘, 松田真弓, 佐藤浩二郎, 三村俊英: Mycobacterium canariasense血流感染症の1症例. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
35. ◎菊池賢: 感染性心内膜炎を起こすviridans group streptococciの病原性についての考察. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
36. ◎菊池賢: 細菌学側から見たBacillus cereusおよびBacillus anthracisの問題点と対策. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
37. ◎吉田敦, 水島遼, 板倉泰朋, 井口成一, 山本智子, 菊池賢: アフロアメリカ型有鉤条虫によるspinal cysticercosisの一例. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
38. ◎吉田敦, 水島遼, 板倉泰朋, 井口成一, 鎌田啓佑, 菊池賢, 秋久太良, 荒井裕子, 小倉彰太, 眞鍋俊, 新田孝作: Parabacteroides merdae菌血症の一例. 第93回日本感染症学会総会, 名古屋市, 2019/04
39. ◎菊池賢, 阿部晃子, 大江紀沙, 板倉泰朋, 井口成一, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子: Corynebacterium striatumにおけるdaptomycin耐性機構. なし, 東京都, 2020/02
40. ◎菊池賢, 岡本祥果, 板倉泰朋, 井口成一, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子, 関塚剛史, 稲嶺由羽, 黒田誠, 梅山隆, 宮崎義継, 槇村浩一: Candida aurisの分子系統進化. なし, 東京都, 2020/02
41. ◎古垣内美智子, 菊池賢, 板倉泰朋, 井口成一, 水島遼, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊, 荒井裕子, 秋山徹, 河村好章: Gemella属の再分類. なし, 東京都, 2020/02