2018年度 【凡 例】＊：Corresponding Author †：筆頭者 ◎：発表者
■ 学術雑誌
原 著
1. Kabir S M Lutful, Chowdhury Nityananda, Asakura Masahiro, Shiramaru Sachi, Kikuchi Ken, Hinenoya Atsushi,Neogi Sucharit Basu, Yamasaki Shinji： Comparison of Established PCR Assays for Accurate Identification of Campylobacter jejuni and Campylobacter coli. Japanese journal of infectious diseases 72 (2)： 81-87, 2019.3 DOI:10.7883/yoken. JJID. 2018. 340
2. Tomida Junko, Fujiwara Nagatoshi, Naka Takashi, Morita Yuji, Sawabe Etsuko, Tojo Naoko, Kikuchi Ken,Kawamura Yoshiaki： Spodiobacter cordis gen. nov. sp. nov., a member of the family Flavobacteriaceae isolatedfrom patients with infective endocarditis. Microbiology and immunology 63 (3-4)： 111-118, 2019.3 DOI:10.1111/1348-0421. 12673
3. 富田勉, 菊池賢： 消毒剤を含有する市販ハンドソープ及びうがい剤製品の殺菌ウイルス不活化作用. 感染症学術誌 92(5) ： 670-677, 2018.9
4. Yamamoto Mikachi, Alshahni Mohamed Mahdi, Tamura Takashi, Satoh Kazuo, Iguchi Shigekazu, Kikuchi Ken,Mimaki Masakazu, Makimura Koichi： Rapid Detection of Candida auris Based on Loop-Mediated IsothermalAmplification (LAMP). Journal of clinical microbiology 56 (9)： e00591-18, 2018.9 DOI:10.1128/JCM. 00591-18
5. TAKANO Noriyoshi†, YATABE Midori, YATABE Junichi*, KATO Masaaki, SUEOKA Daisuke, IGUCHI Shigekazu,YOSHIDA Atsushi, UZAWA Yutaka, KIKUCHI Ken, TANI Kimitaka, OGAWA Shinpei, ITABASHI Michio, YAMAMOTOMasakazu, WATANABE Daisuke, ANDO Takashi, MORIMOTO Satoshi, ICHIHARA Atsuhiro： Fatal Fournier'sgangrene caused by Clostridium ramosum in a patient with central diabetes insipidus and insulin-dependentdiabetes mellitus: a case report. BMC infectious diseases 18 (1)： 363, 2018.8 DOI:10.1186/s12879-018-3280-9
症例報告
1. ◎中村ふくみ[内山], 佐原利典, 田宮彩, 大西健児, 五十嵐悠一, 溝渕莉恵, 吉田敦, 井口成一, 菊池賢, 丸山治彦： ペア血清抗体価で診断した輸入肝蛭症の1例. Clinical Parasitology 29 (1)： 46-48, 2018.12
2. Yamagishi T, Hikone M, Sugiyama K, Tanabe T, Wada Y, Furugaito M, Arai Y, Uzawa Y, Mizushima R, Kamada K,Itakura Y, Iguchi S, Yoshida A, Kikuchi K, Hamabe Y.： Purpura fulminans with Lemierre's syndrome caused by Gemella bergeri and Eikenella corrodens: a case report. BMC infectious diseases. 18 (1)： 523, 2018.10 DOI: 10.1186/s12879-018-3437-6
3. Myojin Shota, Fukuoka Kahoru, Kanemaru Asako, Baba Shintaro, Okamoto Yuki, Suzuki Hiromichi, KamadaKeisuke, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken, Horikoshi Yuho： Chronic otitis media caused by Mycobacterium abscessus spp. massiliense treated with tigecycline in a 10-year-old child. International journal of infectious diseases : IJID :official publication of the International Society for Infectious Diseases 74： 10-12, 2018.9 DOI: 10.1016/j.ijid.2018.06.019
4. Okata-Karigane Utako, Hata Yasuki, Watanabe-Okada Emiko, Miyakawa Shunichi, Ota Michi, Uzawa Yutaka,Iguchi Shigekazu, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken： Subcutaneous abscesses caused by Trichophyton rubrum in theunilateral groin of an immunocompromised patient: A case report. Medical mycology case reports 21： 16-19, 2018.9 DOI: 10.1016/j.mmcr.2018.03.001
5. Nakazawa Hideyuki, Nishina Sayaka, Senoo Yasushi, Sakai Hitoshi, Ito Toshiro, Kikuchi Ken, Ishida Fumihiro： Breakthrough Candida guilliermondii (Meyerozyma guilliermondii) fungemia after cord blood transplantation forextranodal NK-cell lymphoma with azole prophylaxis. Transplant infectious disease : an official journal of theTransplantation Society： e12922, 2018.5 DOI:10.1111/tid.12922
6. Ohnishi Takuma, Shinjoh Masayoshi, Ohara Hirotoshi, Kawai Toshinao, Kamimaki Isamu, Mizushima Ryo,Kamada Keisuke, Itakura Yasutomo, Iguchi Shigekazu, Uzawa Yutaka, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken： Purulentlymphadenitis caused by Staphylococcus argenteus, representing the first Japanese case of Staphylococcusargenteus (multilocus sequence type 2250) infection in a 12-year-old boy. Journal of infection and chemotherapy :official journal of the Japan Society of Chemotherapy 24 (11)： 925-927, 2018.4 DOI:10.1016/j.jiac.2018.03.018
■ 著 書
1. 吉田敦, 須田英明, 佐野公人, 柴原孝彦, 川辺良一, 藤澤隆一： ISDN,ESCMID および国内のガイドライン. 歯科におけるくすりの使い方 2019-2022 96-101. デンタルダイヤモンド社, 東京都, 2018.10
2. 菊池賢, 橋本正良 監修 吉田敦, 板倉泰朋, 井口成一 翻訳： 日本語版サンフォード感染症治療ガイド2018. 日本語版サンフォード感染症治療ガイド2018 1-397. ライフサイエンス出版, 東京, 2018.7
■ 学会発表
1. ◎Kikuchi Ken： Clinical and molecular epidemiology of Candida auris in Japan. 1st Workshop on Candidaauris Outbreak Prevention, 東京都, 2019/03
2. ◎Iguchi Shigekazu, Itakura Yasutomo, Yoshida Atsushi, Kikuchi Ken, Uzawa Yutaka, Mizushima Ryo： Detectionof Candida auris Among Previously Unidentified Yeasts Isolated from Ear Discharge Specimens in Japan. IDWeek2018, San Francisco, 2018/10
3. ◎菊池賢： 感染症診断の技術革新と将来展望-Infectomicsについて. 第8回近畿LAMP研究会, 大阪市, 2019/03
4. ◎菊池賢： わかりやすい血流感染の話. 第34回日本環境感染学会総会, 神戸市, 日本, 2019/02
5. ◎海老原文哉, 浜田幸宏, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢, 満田年宏, 木村利美, 東初樹, 板倉泰朋： 抗菌薬適正使用支援チームにおける薬剤師の取り組み バンコマイシン血中濃度モニタリングに基づく治療の至適化支援を中心に. 第34回日本環境感染学会総会・学術集会, 神戸市, 2019/02
6. ◎後藤亜江子, 吉田敦, 井口成一, 板倉泰朋, 菊池賢, 満田年宏： 血液培養検査2セット採取率改善の取り組み. 第34回日本環境感染学会総会・学術集会, 神戸市, 2019/02
7. ◎伊藤葵, 西潟唯, 高岡美也子, 佐藤純江, 柄澤利子, 後藤亜江子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一,吉田敦, 菊池賢： 分生子形態がGraphium型を示したScedosporium apiospermum肺感染の1例. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
8. ◎荻原真二, 佐々木雅一, 黒川正美, 大柳忠智, 加地大樹, 石神亜矢子, 横沢隆行, 根本大輔, 平本卓, 柚木華枝, 柴山明義, 大塚喜人, 菊池賢, 臨床微生物チュートリアル： 関東近郊エリアにおけるCREの疫学解析. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
9. ◎古垣内美智子, 狩野真樹, 江口香織, 西尾基, 戸田宏文, 松浦宏美, 山口逸弘, 上硲俊法, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢： 耳漏から分離されたTuricella otitidisとBrevibacterium otitidisの解析. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
10. ◎高岡美也子, 伊藤葵, 西潟唯, 佐藤純江, 柄澤利子, 後藤亜江子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢： Roseomonas mucosaによる難治性腹膜炎の1例. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
11. ◎三坂香織, 竹内彩香, 伊藤大希, 菊池賢： 当院における感染性心内膜炎患者の血液培養分離菌について. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
12. ◎西潟唯, 伊藤葵, 高岡美也子, 佐藤純江, 柄澤利子, 後藤亜江子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 菊池賢： Exophiala dermatitidisによる涙嚢炎の1例. 第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
13. ◎浅見諒子, 野口穣, 古川友子, 矢作和規, 小金丸博, 鈴木弘倫, 吉田敦, 鎌田啓佑, 菊池賢, 増田義重, 稲松孝思： 菌血症により化膿性関節炎を来たした肺Mycobacterium abscessus症の1例. 第34回 日本環境感染学会総会・学術集会, 東京都, 2019/02
14. ◎吉田敦, 平山江美, 水島遼, 板倉泰朋, 井口成一, 古賀一郎, 平井由児, 鎌田啓佑, 菊池賢： 当院における梅毒の状況 梅毒特異的遺伝子検査の応用を含めて. 第32回日本エイズ学会学術集会・総会, 大阪市, 2018/12
15. ◎吉田敦： 抗菌薬適正使用を支援できる微生物検査―医師の立場からの未来像―. 第65回日本臨床検査医学会総会, 東京都, 2018/11
16. ◎吉田敦, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一, 水島遼, 岡本友紀, 鈴木弘倫, 奥住捷子, 菱沼昭, 鵜澤豊, 菊池賢： 肺外の迅速発育抗酸菌感染症に対する抗菌薬選択 臨床病態からの菌種・感受性・治療反応性の推定. 第67回日本感染症学会東日本地方会学術集会, 東京都, 2018/10
17. ◎古川友子, 小金丸博, 吉田敦, 奥住捷子, 諸角美由紀, 浅見諒子, 野口穣, 矢作和規, 稲松孝思, 増田義重, 生方公子： 落屑の遺伝子検索によりStreptococcus Pyogenesによる蜂窩織炎と確定診断し得た1例. 第67回日本感染症学会東日本地方総会 第65回日本化学療法学会東日本支部総会 合同学会, 東京都, 2018/10
18. ◎野口穣, 矢作和規, 古川友子, 浅見諒子, 吉田敦, 稲松孝思, 増田義重： 医学細菌・真菌の分類と固定Up-to-Date. 第67回日本感染症学会東日本地方総会 第65回日本化学療法学会東日本支部総会 合同総会, 東京都, 2018/10
19. ◎山本美佳智, アレシャフニ・ムハンマド・マハディ, 田村俊, 佐藤一朗, 井口成一, 菊池賢, 槇村浩一： Loop-mediatedIsotherrmal AmplificationによるCandida aurisの迅速診断. 第62回日本医真菌学会総会・学術集会, 東京都, 2018/09
20. ◎高野倫嘉, 谷田部緑, 谷田部淳一, 渡辺大輔, 安藤孝, 森本聡, 菊池賢, 市原淳弘： 膵全摘後糖尿病と中枢性尿崩症を合併した患者に生じた日和見菌 C. ramosumによる致死的フルニエ壊疽の一例. 第19回日本内分泌学会関東甲信越支部学術集会, 東京都, 2018/09
21. ◎菊池賢, 井口成一, 水島遼, 板倉泰朋, 鎌田啓祐, 吉田敦, 鵜澤豊： 菌種別の最近のトピックスと問題点 新興耐性酵母Candida auris. 第62回日本医真菌学会学術総会・学術集会, 東京都, 2018/09
22. ◎菊池賢： 迫りくる多剤耐性菌の現状 ヒト、動物、食品、環境と多様化する耐性菌の分布. 第72回日本細菌学会 東北支部総会, 仙台市, 2018/08
23. ◎菊池賢, 水島遼, 鎌田啓祐, 板倉泰朋, 井口成一, 鵜澤豊, 吉田敦： 本邦最初のPaeniclostridium sordelliiによる毒素性ショック症例. 第65回トキシンシンポジウム, 金沢市, 2018/07
24. ◎中村ふくみ[内山], 佐原利典, 田宮彩, 大西健児, 五十嵐悠一, 溝渕莉恵, 吉田敦, 井口成一, 菊池賢, 丸山治彦： ペア血清抗体価で診断した輸入肝蛭症の1例. 第29回日本臨床寄生虫学会大会, 沖縄県, 2018/07
25. ◎平松真生子, 中田託郎, 青木基樹, 大岩孝子, 笠原直人, 安達光生, 竹内誠人, 内田香名, 矢口有乃, 板倉泰朋, 水島遼, 鎌田啓佑, 井口成一, 吉田敦, 鵜澤豊, 菊池賢： 出血性胃潰瘍を合併し、ショックを呈した侵襲性肝膿瘍症候群の1例. 第33回日本Shock学会総会, 東京都, 2018/06
26. ◎鎌田啓佑, 吉田敦, 菊池賢： 迅速発育抗酸菌同定におけるsuperoxide dismutase A(sodA)遺伝子シークエンシングの有用性. 第93回日本結核病学会総会, 大阪市, 2018/06
27. ◎菊池賢, 水島遼, 板倉泰朋, 井口成一, 吉田敦, 鎌田啓祐, 鵜澤豊, 荒井裕子, 秋山徹, 梅村純, 高梨秀一郎： 感染性心内膜炎発症機構におけるStreptococcus sanguinis多糖抗原の関与. 第50回レンサ球菌研究会, 兵庫県神戸市, 2018/06
28. ◎大西卓磨, 新庄正宜, 河合利尚, 上牧勇, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一, 鵜澤豊, 吉田敦, 菊池賢： Staphylococcus argenteusによる化膿性リンパ節炎を起こした12歳男児. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県, 2018/06
29. ◎菊池賢, 水島遼, 板倉泰朋, 井口成一, 鎌田啓佑, 鵜澤豊, 吉田敦： 内視鏡生検後にPaeniclostridium sordelliiによる急性壊死性腸炎、毒素性ショックを起こした1例. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県, 2018/06
30. ◎中井達郎, 濁川博子, 村田祐二郎, 山澤邦宏, 西村基, 寺島裕夫, 橋本直明, 吉田敦, 菊池賢： インドから帰国した日本人男性から検出されたCMY-4型プラスミド媒介性AmpC型β-ラクタマーゼ. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県, 2018/06
31. ◎渡辺尚彦, 中野聖子, 富安純子, 野老洋夫, 石川元直, 志田洋子, 山賀亮祐, 遠藤梨香, 内潟安子, 菊池賢, 井砂司, 庄古知久： 中国から帰国したMDRA検出患者から発生したアウトブレイクへの対応. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県, 2018/06
32. ◎井口成一, 水島遼, 鎌田啓佑, 板倉泰朋, 吉田敦, 鵜澤豊, 槇村浩一, 宮崎義継, 菊池賢, 荒井裕子： 本邦における臨床検体からのCandida auris分離状況. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県, 2018/05
33. ◎板倉泰朋, 水島遼, 鎌田啓佑, 井口成一, 後藤亜江子, 柄澤利子, 鶴岡直樹, 鵜澤豊, 吉田敦, 菊池賢： 2016年の当院におけるCorynebacteriumの血液培養陽性例の解析. 第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会, 岡山県岡山市, 2018/05
34. ◎水島遼, 吉田敦,鎌田啓佑, 板倉泰朋, 井口成一,菊池賢： インフルエンザ罹患後に黄色ブドウ球菌性肺炎を発症しケスドスポリウム症を合併した1例. 第67回神奈川県医真菌研究会, 横浜市, 2018/05