[学会報告]APVRS2017
2017/ 12/ 8 - 10
Kuala Lumpur Convention Centre, Malaysia
Asia-Pacific Vitreo-retina Society Congress(APVRS)2017が、2017年12月8日から10日まで、マレーシア クアラルンプールで開催されました。
東京女子医大眼科からは、指導医 小暮朗子先生はじめ、竹下・村川が参加致しました。アジア諸国をはじめヨーロッパ等世界各国のOphthalmologistの素晴らしい講演をはじめ、学んでまいりました。
世界第2位の高さを誇る452mの超高層ビルであるペトロナスツインタワーは近未来的で、まるで映画の世界の中にいるようでした。今回の学会は、その人気観光スポットであるツインタワーに隣接するConvention Centreで開催されました。Congress Bagに描写されていた南国を象徴するハイビスカスが、マレーシアの“国花”であり、5枚の花びらそれぞれに国民の思いが込められているとのこと、新たな発見に心が躍りました。
今年はアジア、環太平洋各国56ヶ国からの参加があり、各国の参加者たちが、網膜の各分野についてディスカッションをしている様子から、診療や研究に対する熱い情熱を感じ、これまで以上に眼科を遠くにも近くにも感じる初めての体験でした。日本からも著明な先生方が、座長や演者として数多く活躍されている姿に、今後の自分達の勉強法についても改めて考えさせられました。また、シンポジウムやプログラムの中にあったビデオアドベンチャーという企画では珍しい症例や手術法を実際に動画で見ながら解説を聞くことができ、実際に世界でどのような手術が行われているのかを感じることができて大変勉強になりました。
世界で活躍されている先生方のご発表に大いに刺激を受けつつ、マレーシアで常夏気分を楽しみつつリフレッシュもでき、日常ではできない貴重な経験をさせていただきました。
改めまして貴重な機会をくださった飯田教授はじめ、小暮先生、医局員の先生方に深く感謝申し上げます。この学会を通じて得た経験を生かし、さらに精進し一歩ずつ漸進できるよう外来診療および研究に励みたいと思います。このたびは本当にありがとうございました。
(竹下恵理、村川さくら)
※APVRS2017(11th Asia-Pacific Vitreo-retina Society)ホームページはこちら