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    東京女子医科大学

    東京女子医科大学病院

    [参加報告]EURETINA2016

    2016/ 9/ 8 - 11
    Bella Centre, Copenhagen, Denmark

    今回、9月8日から11日までコペンハーゲンで開催されたEuropean Society of Retinal Specialist (EURETINA)に、入局1年目の私達がearly exposure programの一環として参加させていただきました。Early exposure programは当教室が誇る「若いうちから世界を目指せ!」という指導方針から、入局初年に海外学会に研究費でのサポートにより参加できるプログラムです。当科からの発表は小暮朗子先生と木村真智子先生の眼循環についての演題2題(e-poster)でした。まだ日本の眼科学会にも数える程しか参加したことのない私達にとって、このような機会を眼科医になった直後に与えて頂き、貴重で忘れられない体験となりました。
    文献や成書を通してしか知りえない、著名な海外の先生方の最新研究についての講演が10個以上の会場 で行われており、世界各国のophthalmologistがそれぞれの国なまりの英語で熱いディスカッションをしていて圧倒されました。また、壁に貼るポスターではなく、e-posterという各々パソコン上で検索し、研究発表や手術ビデオをいつでも気軽に閲覧ブースを体験し、 茶色の袋に無造作に入ったクロワッサンのlunchや昼間からワインが振舞われる会場に、海外学会の雰囲気の魅力を感じました。講演を聞いている中で英語の壁にぶつかりましたが、乗り越えて日々精進して行きたいと思い、またいつかは自分の研究内容をもち、世界の先生方と討論できるようになるよう、日々の診療の中で、一つ一つの症例を大切にし、勉強しようという気持ちが強くなりました。 今回は同じ会場でEuropean Society of Cataract and Refractive Surgeons (ESCRS)も週末から行われており、例年以上に活気立っていたようでした。
    「世界一幸せな国」として知られるデンマークの首都、 コペンハーゲン。学会の合間には、新なモダン北欧建築や、 運河を背景にした美しい街並みを楽しんだり、まるでアンデルセンの絵本の中にいるような世界最古のチボリ公園で激しいジェットコースターにチャレンジしたり、徒歩圏内にある、 宮殿の観光を楽しんだり、地元の方にも「ものすごくluckyねっ!」と言われるくらいの恵まれた天候の中で、異国の充実した日々を過ごさせていただきました。
    最後になりますが、このような機会をいただき、飯田教授を始め、 医局の先生方に感謝の意を申し上げます。本当にありがとうございました。(安里晶、加藤万季)

    EURETINA2016 2016.9.8-11

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