「みんなちがってみんないい」あなたの大切にしていることは何ですか?

専門性の中に当院看護師なら
ではの「誠実さ・慈しむ心」を
育てていきたい。

益田 裕子 [東京女子医科大学病院]

1999年入職

HCU勤務 / クリニカルコーチ / 福岡県出身

Interview インタビュー

「気にかける」ことを大切に、変化を感じ、その人に合わせた支援を。

「女子医大病院で働きたい!」そう思って福岡から上京しました。初めての仕事、初めての一人暮らしに緊張していた私ですが、同期や多くの先輩に支えられ、今も女子医大病院で看護の奥深さを学んでいます。

私はハイケアユニットに所属し、当院で認定されているクリニカルコーチとしても活動をしています。クリニカルコーチの役割は、新人・中堅・ベテランに関係なく、部署すべての看護師のキャリア形成をサポートすることです。理論に基づいたコミュニケーション方法を活用し、部署のスタッフと協同しながらチーム作りを行います。特に入職したばかりの新人看護職員は気にかけるようにしています。新人看護職員は、学生から社会人にステップアップする重要な節目です。現場に入り、思ってもみなかった現実に戸惑うことも少なくありません。そこで看護職としての方向を見失わないよう、教育プログラムを策定したり相談に応じたりなど、心を込めてサポートしていきます。同時に、新人看護職員をとりまく部署のスタッフへの教育も並行して行います。新人看護職員が学んできた基礎教育が発揮でるよう、教育プログラムを正しく理解して支援してもらうように取り組んでいます。

何よりも大事なことは、「気にかける」こと。気にかけることで変化がわかり、一人ひとりに合った支援を考えることができます。

より良いチームが、より良い看護をつくります。

「高度先進医療を提供する大学病院として、当院では専門性を高め、認定看護師や専門看護師、エキスパートナースを目指す看護師が多数います。ジェネラリストとして働く看護師も高い看護実践能力を発揮しています。私はクリニカルコーチとして、看護の専門性の中に、当院の看護師ならではの「誠実さ」や「慈しむ心」を育てていきたいと思っています。そのためには、まずはチーム作りです。スタッフ一人ひとりの強みを知り、相互支援しあいながらチームを作っていくことで、患者さんに提供できる看護がよりよいものになっていくことを目指しています。

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