「みんなちがってみんないい」あなたの大切にしていることは何ですか?

患者さんや家族の「思い」を大切にし、
全力で手術室看護を行っています。

沓名 真弓 [東京女子医科大学病院]

2001年入職

手術室勤務 / 千葉県出身

Interview インタビュー

手術室看護師として、責任を持ち日々看護を行っています。

東京女子医科大学病院の手術室は、2017年7月、2つの手術室が1つに統合しました。当院の手術件数は年間約10000件あり、移植、ロボット支援下、覚醒下、ハイブリッド下の手術等、最先端の手術を行っています。手術に関わる医師・看護師・臨床工学技士・薬剤師・多職種が専門性を発揮し合い、コミュニケーションを密に図り、手術が安全に・円滑に行われるよう、手術室看護師として責任を持ち日々看護を行っています。

病患者さんや家族の「思い」を、治療の途切れることなく引き継ぎ、繋いでいける看護を。

私は外科病棟を8年経験し、出産を機に手術室に配転しました。外科病棟勤務では、手術を目標に抗癌剤治療を受ける姿、症状がある中希望を持ち手術を受ける姿、術後家に帰れると喜ぶ姿、退院後に再入院し再手術を受ける姿等、手術に対する患者さんや家族の「思い」を沢山看てきました。手術室では、全身麻酔下の患者さんと手術中意思疎通が取れません。手術操作が優先される時もあります。患者さんの入院期間の中で、手術室看護師が関われる時間はとても短いです。でも病棟・手術室等どの部署にいても患者さんに変わらないことがあります。病棟と手術室で看護技術の面で異なる部分も多いですが、患者さんに必要とされる看護に変わりはないのです。
「患者さんの手術」は「今日この今しかない」。
短い時間だからこそ、今まで病棟で看てきたように患者さんや家族の「思い」を大切にし、手術に携わるスタッフとその「思い」を共有し関わり、看護記録に残し、患者さんに寄り添えるよう全力で手術室看護を行っています。そして、患者さんや家族のそれぞれの「思い」が途切れることなく、手術室でも引き継ぎ看護を行い、ユニット・病棟に「思い」を確実に繋いでいけるよう看護を行っています。

現在3人の子供の育児をしながら仕事をしています。

現在三人の子供の育児をしながら仕事を行っています。仕事を続けられるのは、他ならぬ家族、職場スタッフの理解と支えであり、とても感謝しています。当院は、時短制度や院内保育・病児保育施設があり、育児をしながら勤続出来る体制が整えられており、長期的な視点で看護師として成長できます。出産後復職する後輩も増えてきた今、ママスタッフを支え、共に頑張りたいと思っています。

適切な感染対策の実践を目指し、日々考えながら働いています。

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