7つの特徴
- 1. ERで内因系・外因系を問わず、1次から3次救急まで診察する
- 2. 重症児のPediatric Intensive Care Unit( PICU )管理を研修できる
- 3. 充実した新生児科研修
- 4. 女性医師の多さ、ママさんドクターの働きやすさ
- 5. 他院との連携、小児救急カンファで他院・近医の指導が得られる
- 6. 小児専属の薬剤師、ME、PT、栄養士の在籍、コメディカルからも学べる
- 7. アカデミックな活動ができる
1. ERで内因系・外因系を問わず、1次から3次救急まで診察する
2021年4月、千葉県初の「小児救命救急センター」に認定されました。様々な疾患の初療を経験できます。根拠に基づいた医療を提供できるように指導していきます。また、外来患者だけではなく、入院後の管理も主治医チームとして学べます。
2. 重症児のPediatric Intensive Care Unit( PICU )管理を研修できる
集中治療医学会認定の集中治療専門医研修施設としてのPICU(小児救命救急センター)があります。外来患者だけではなく、他院からの転院(ドクターヘリのヘリポートもあります)にも積極的に対応しています。
具体的には、小児気道の専門家による気道の管理,人工呼吸管理を含めた呼吸管理,小児循環器チームの指導による循環管理,神経小児科の指導による神経管理を学ぶことができます。
また、重症時の対応に加え、PICU退室後の一般病棟での退院に向けた管理や在宅医療まで経験できます。
3. 充実した新生児科研修
当院は千葉県で3つしかない、総合周産期母子医療センターを有し、病床数は千葉県最大(NICU 21床、GCU 16床)です。新生児科専属の医師が多数所属しており、様々な指導が受けられます。
4. 女性医師の多さ、ママさんドクターの働きやすさ
所属医師の約半数が女性医師であり、子育て中の医師が多く常勤医師として在籍しています。ワークバランスを配慮した研修環境を整備しています。
5. 他院との連携、小児救急カンファで他院・近医の指導が得られる
地域の先生との月一回の小児救急カンファレンス、医療連携施設(千葉市立海浜病院や成田赤十字病院)との定期的なカンファレンス、そして、外部講師のレクチャーなど充実した内容です。
6. 小児専属の薬剤師、ME、PT、栄養士の在籍、コメディカルからも学べる
週に1回の多職種カンファレンスを含め、あらゆる職種の方々と連携しながら医療を行なっています。
「様々な意見を尊重し、患者さんへ還元していく」、チーム医療を現場で学べます。
7. アカデミックな活動ができる
学会発表や論文作成に力を入れています。日本小児科学会、小児科学会千葉地方会、小児科学会の分科会などにおいて、症例報告・臨床研究の様々な発表を行なっています。小児科専門医の取得には論文作成が必須であり、学会発表した内容を論文として外部に発信できるように指導します。
研究に関しても具体的なアドバイスがもらえます。国内外をリードする小児神経・神経画像、川崎病、小児集中治療などの分野で、指導を受けながら英語論文を執筆することも可能です。
勤務体制
【ワーク・ライフバランスに配慮した勤務です】
出産子育てをしながら働く女性医師も多く働いています
半分は女性医師です。ママさん医師も10名おり、子ども19名を育てています。(小児集中医療科、神経小児科、新生児科、小児科)。
24時間対応「職員保育室ぐりーんず」、病児保育施設も併設しています。
育児休暇は個人にあわせて最大1年間とってもらっています。
常勤医として短期間勤務制度を導入しています(利用中)。
1次~3次救急まで扱っていますが、オンオフをはっきりさせ帰りやすい職場体制をとっています(下記)。
オンオフをはっきりさせた勤務体制です。
始業は朝の引き継ぎから、終業は夕方回診まで。もちろん忙しいときもありますが、始まり終わりの時間がはっきりしています。
やる気に応じて勉強や研究の時間をつくることができます。
グループ診療体制です。同僚とサポートし合いながら研修をしてゆきます。
当直は月に最大4回まで。上級医と組んで当直します。翌日はduty freeとしています。
プログラム1年目の後半から週1回の研究日があります。
コメディカルが充実しています。
小児医療チームカンファレンスを週1回行っています。多職種で全人的ケアを行っています。
5つの看護単位(2つの小児病棟、PICU、NICU/GCU、小児外来):小児救急看護認定看護師が在籍しています。
小児病棟配置薬剤師
病棟保育士
小児新生児担当ME
(Medical engineering)
小児新生児担当MSW
(Medical social worker)
臨床心理士
後期研修医の待遇
年次有給休暇10日間(初年度)、夏季休暇5日(+週末)、年末年始休暇6日。レクリエーションデイ。
常勤医 月額50-60万円(諸手当、外勤含む)。
学会年会費を3学会まで支給。学術集会参加費、旅費を支給。学会主催の教育セミナーやPALS、JATEC等のプログラム参加費を支給。
【専門医研修施設(小児関連) 】
日本小児科学会研修支援施設、日本周産期・新生児医学会認定研修基幹施設、日本小児神経学会研修認定施設、日本小児循環器学会修練認定施設、日本集中治療医学会研修認定施設、日本小児外科学会研修認定施設、日本救急医学会救急科専門医指定施設、日本腎臓病学会専門医制度施設、日本感染症学会感染症専門医連携研修施設。
【診療実績】
(小児科、小児集中治療科、小児神経科、小児救急科)
2007年 | 3 | 2008年 | 2 | 2009年 | 2 | 2010年 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年 | 3 | 2012年 | 1 | 2013年 | 2 | 2014年 | 3 |
2015年 | 5 | 2016年 | 3 | 2017年 | 3 | 2018年 | 3 |
2019年 | 4 | 2020年 | 3 |
【週間スケジュール】
- ・
毎週火曜の月例会
- ・
症例検討会(毎朝)
- ・
集中治療専門医による症例検討会(不定期)
- ・
米国家庭専門医による症例検討会(第4火曜19時)
- ・
小児科・新生児科 合同カンファランス(第4月曜)
- ・
トリアージカンファランス
- ・
医療チームカンファレンス(毎週火曜)
- ・
画像カンファレンス(毎週水曜)
- ・
各種病棟行事(節分、夏祭り、ハローウイン、クリスマスなど)保育士の企画で参加します。
令和7年度のプログラム(仮)
公表されている専門研修プログラムは、修正・変更がありうることをご承知おきください。
平成30年採用実績3名
平成31年採用実績4名
令和2年度採用実績2名
令和3年度採用実績2名
令和4年度採用実績3名
応募〆切日
一次募集:専門医機構登録期限まで
二次募集:未定
試験日と採用決定通知日
採用試験日:適宜、面接のみ
問い合せ先
東京女子医科大学 八千代医療センター
小児科:
髙梨 潤一(たかなし じゅんいち)
jtaka@twmu.ac.jp
新生児科:
佐藤 雅彦(さとう まさひこ)
sa10-ma315@ab.auone-net.jp
※見学は随時受け付けております。