東京女子医科大学病院 腎臓内科 CKD連携手帳について

日本における慢性腎臓病(CKD)患者は、今では国民の8人に1人が罹患している”国民病”とも言われています。CKDは末期腎不全や心血管疾患のリスクが非常に高い疾患であり、学会からはeGFR<45 ml/min/1.73m2で腎臓専門医療機関に紹介することが推奨されております。

CKD診療をきめ細かく行い、患者予後の向上に繋げていくためには、地域医療の先生方と腎臓専門医との連携が最も重要です。今回、先生方と密な連携ができるように「CKD連携手帳」を作成いたしました。

ぜひ先生方と「CKD連携手帳」を通じて、一緒に診療させて頂ければと考えておりますので、ご活用頂ければ幸いです。
当院では、CKD教育入院なども積極的に行っております。ぜひお気軽にご相談頂けましたら幸いです。

 

東京女子医科大学病院 腎臓内科 星野純一