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【開催報告】彌生塾主催「英語論文の書き方セミナー」を開催しました(6/5、6/18、7/5)
6月~7月にかけてトピック別に3回(vol.1~3)「英語論文の書き方セミナー」をスキルスラボⅡにおいて開催しました。
講師は昨年に引き続きカクタス・コミュニケーションズ株式会社からDavid Kipler先生をお招きし、授業はAll Englishで行われました。
・vol.1『研究と出版における倫理』2019年6月5日(水) 彌生塾生12名出席
サイエンスジャーナルは、著作権・剽窃・科学的不正行為のような問題に対し、年々厳格になっています。研究者にとっても意図せぬ剽窃などの様々な落とし穴があり、研究倫理をよく知らないことがキャリアに重要な問題を引き起こす原因になる場合があります。研究者が最低限理解しておくべき研究・出版倫理についての講義と、事例を用いたケーススタディを行い、研究・出版倫理に対する理解度を高めました。
・vol.2『英語論文の表現・サイエンスライティングにおける文法構造』2019年6月18日(火) 彌生塾生17名出席
文法的間違いは、研究の理解を妨げるだけでなく、読者に悪印象を与えます。また、サイエンスライティングには専門分野やジャーナル毎に、様々な用法上の慣習があります。最初のGrammar and Usageのトピックでは、特に生物医学の研究者にとり重要な、文法と用法の諸要素を取り扱い、2つ目のSentence Structureのトピックでは、効果的な文章の作り方、重要な情報の強調の仕方、より明瞭にする方法について扱いました。
・vol.3『研究論文の執筆と修正のコツと基本原則』2019年7月5日(金) 彌生塾生15名出席
研究論文を書く際の基本原則についての講義の後、実際に研究論文の具体例を見ながら修正するコツを学ぶ実践的なセミナーです。また、アカデミックライティングで適切な表現を見つけるためのGoogle Scholarの使用法についても解説しました。
参加者からは
・ジャーナルを出版する側、Authorshipの考え方についても実例を通して知れたのは有益だった。
・生の英語に接することができて良かった。実際にありうる実例が挙がっており参考になった。
・自分が日常用いているsentenceのより良い書き方、直し方についてとてもよくわかった。
・文法で間違って使っている事が多いことが分かった。
・回りくどい表現を避け、シンプルに伝わりやすい文の構造を心がけることが重要だとわかった。
・Google scholarの利用について学ぶことができ良かった。
などの感想が寄せられました。
次回は、9月6日(金)16:30~18:00(スキルスラボⅡ)にて『効果的な英語研究プレゼンテーションワークショップ』を開催します。
※本セミナーはダイバーシティー研究環境実現イニシアティブの事業と連携し実施しております。
◆彌生塾では、塾生・本科生を募集しています。
・彌生塾主催のイベント(セミナー・講演会など)への優先参加
・希望者へのキャリアカウンセリングなど
【対象】学内の女性医師・研究者(大学院生を含む)および学内外の本学卒業生、本学医学部生
★詳細・申込はこちら→http://www.twmu.ac.jp/yayoijuku//recruitment/
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