看護研究支援

看護研究支援

 臨床における看護研究は、現場での実践から浮かび上がった疑問を探求し、得られた知見を形に残してさらに多くの人々と共有し、再び実践につなげていく過程で発展します。この過程で臨床の実践者と研究者がコラボレーションすることで、より質の高い研究が可能となり、より豊かな看護実践を創り出すことができると考えます。

 そこで、2018年度より看護職キャリア開発支援部門では、臨床の研究支援者(※)の育成、看護部門(看護部)と看護基礎教育機関(看護学部・看護専門学校)による研究活動の取り組みを通して、臨床の実践、教育、研究の質の向上を図るべく「看護研究推進プロジェクト」を発足させました。活動内容は以下のとおりです。

※「研究支援者」とは、修士号を修得し、これまでに研究および論文を投稿した経験がある職員のうち、当該施設の看護部長職が任命し、看護部門のホームページにおいて公開されている看護職とする。

 

1. 看護部に所属する看護系大学修士課程修了以上の研究歴をもつ「研究支援者(※)」に対する相談・サポート
  ※看護研究ガイドブック「看護部門研究支援者リスト」に掲載

2. 看護部および看護学部、看護専門学校の研究活動・研究サポート活動の連携の推進

3. 看護研究に関する教育支援・啓発活動の推進