先輩からの言葉に支えられ、
目標をみつけることが出来ました。
山腰 裕美 [東医療センター]
2009年入職
産婦人科勤務 / 東京都出身
助産師としての目標がなく、悩んだ時期もありました。
私は、助産師になることを決意してから、どんな助産師になりたいか明確な目標がなかったため、正常分娩とハイリスクの分娩の両方を行っている東医療センターの産婦人科への就職を決め、助産師として働く中で、自分の助産師としての目標を探していこうと考えていました。しかし、就職して数年は日々の業務についていくことや、刻々と進んでいく患者さんの状態や分娩についていくことで精一杯になってしまい、助産師としての目標を考えることもできず、自分は助産師にむいていないのではないかと考えてしまうこともありました。
プリセプターの先輩からかけていただいた言葉に、
今でも支えられています。
そんな時に、プリセプターの先輩から、「悩んでいるときは、いつでも声をかけるんだよ。いつでも私は山腰さんの味方だから。」と声をかけていただき、自分の悩みを人に話すことができるようになりました。人に話すことで自分では考えていなかった解決方法や新しいアイデアを発見することができ、患者さんへのケアや分娩介助の中で、少しずつ出来る事が増えていくことを実感できるようになりました。
就職して6年目になった今も悩んでいた時にプリセプターの先輩からかけていただいた言葉は助産師としての自分を支えてくれています。
後輩が増えてきた今は、自分自身も、自分を支えてくださった先輩のように後輩の声に耳を傾け、後輩を支えていけるような先輩になることが目標です。
助産師としての今後の目標は、
ハイリスクの妊産褥婦のケアを充実させていくことです。
東医療センターで働く中で、正常な妊娠期を過ごしている患者さんとハイリスクの患者さんの両方のケアを行ってきました。その中で、ハイリスクの患者さんは、医療行為が加わることや様々な制限がある中で妊娠、出産を行なうため、妊娠、出産が辛い経験になってしまったのではないかと考えてしまうことがありました。
そのため、ハイリスクの患者さんの妊娠、出産、産後を少しでも楽しんで、自分らしく過ごすことができるように支えていける助産師になることが今後の目標です。