相手としっかりと向き合い、
誠実に行動する。
信頼関係を大切にしています。
佐藤 清美 [八千代医療センター]
2008年入職
SCU勤務 / 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 / 千葉県出身
患者さんが少しでも早く回復するよう、カンファレンスを重ねながら実践しています。
私は、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として、脳卒中の発症から2週間以内の患者さんが入院するSCUに勤務しています。医師、リハビリスタッフ等と協働し、日々患者さんの症状が悪化しないよう、また少しでも早く回復するような看護をSCUスタッフとともにカンファレンスを重ねながら実践しています。
自分の言葉でうまく伝えられない患者さんもいます。症状を細かく観察する必要があります。
脳卒中を発症した患者さんへの看護師の関わりは、症状の回復やリハビリの意欲に大きく影響します。そのため統一した看護、声掛けが重要になります。
意識障害を伴っている患者さんの中には、自分の言葉で「症状が進行している」「具合が悪くなっている」と伝えることができない方もいます。そのため看護師は患者さんの症状の観察を細かく行う必要があります。またご家族の方への寄り添い方にも充分に配慮しています。
脳卒中の発症は突然のことが多く、半身麻痺や意識障害、言語障害など様々な症状が出現します。障害された部位によっては人格の変化や、意思疎通の困難が生じます。ご家族の動揺が強いと考えられる場合には、ゆっくりとお話を伺う機会を設ける、共に清潔ケアを行うなどの看護計画を立案し、皆で統一した関わりを実践しています。
相手の思いを尊重して、一緒に大切にすることで信頼関係が構築されると考えています。
患者さんやご家族、スタッフと関わる上で私が大切にしていることは、信頼関係を構築することです。相手の話をよく聴いて、気持ちを汲み取り、その思いを尊重して一緒に大切にすることで信頼関係が構築されると考えます。そのためには相手としっかりと向き合い、誠実に行動することを日々意識しています。