概要
センター長の挨拶
統合教育学修センターは、本学の教育の実施に加えて、教育の内部質保証を行う部署です。平たく言えば、本学の教育を支え、よりよいものにするための、さまざまな業務を行う教職員の集団です。
本センターは、2020年、医学部と看護学部に在籍する医看協働教育や一般教育に関わる教職員を集めて発足しました。現在では臨床実習コーディネーターを始めとする臨床系教員も在籍しており、基礎教育から臨床教育まで、幅広い分野をカバーしています。
本学の教育の特色である問題解決型学修(PBLテュートリアルやTBL)の実施、共用試験であるCBTやOSCEの運営、シミュレーション実習、臨床実習のコーディネートなどを行う学生教育チーム、コロナ禍におけるLMS(学習管理システム)や講義動画の導入・運営に主導的に関わり、また、教職員や学生がLMSを利用する際の支援や、講義動画の日常的なチェックも行っているICT教育チーム、教育に関する各種データの分析や各種調査回答の作成、卒業生調査などを行う教学IR・調査回答チーム、教職員を対象とした本学の教育についての教材を作成しFD/SDを行うFD/SDチーム、入試の運営を行う入試チーム、高校生に本学を目指してもらうための準備教育、オープンキャンパス、入試個別相談会などを行う高大接続チームなど、14種類にわたる多種多様な業務を、チームで担当しています。学務課、OSCE委員会などと協働しながら、大学の教育を支えています。 少子高齢化が進み、社会から求められる医師像、看護師像は、年々変化しています。それに伴い、医学部・看護学部で行われる教育も、変わっていかなくてはなりません。教育を実施し、その結果から改善すべき点を見つけ出し、改善方法を提案する、教育のPDCAサイクルを回すために、各種教育に関する委員会と連携しながら、私たちは本学の教育のチェック機構としての役目を果たすべく、日夜努力しております。
センター長:西井明子 教授
センターの主な業務内容
当センターでは、主に以下の業務をいくつかのチームに分かれて担当しています。
(1) 医学部と看護学部が協働で行う教育の実施(「至誠と愛」の実践学修、キャリア発達論等)
(2) 学生教育(講義、実習、PBL(Problem Based Learning 問題解決型学修)、TBL(Team-Based Learning チーム基盤型学修)、CBT(Computer Based Testing コンピュータを利用した試験)、OSCE(Objective Structured Clinical Examination 客観的臨床能力試験)の実施と模擬患者役担当
(3) シミュレーション教育の実施
(4) ICT(Information and Communication Technology)教育に関すること
(5) 教育プログラムの検討、改善
(6) 学生教育環境の整備
(7) 教育に関する各種データの分析
(8) 教育に関する各種調査回答の作成
(9) 入学試験業務(入試検討委員会、試験問題作成・採点、入試当日の本部運営、入試データ解析等)
(10) 学生行事の支援(入学式、新入生オリエンテーション、卒業式等)
(11) 高大接続改革の実施
(12) 教職員のFD(Faculty Development 大学教員の教育能力を高めるための実践的方法)およびSD(Staff Development 事務職員や技術職員などを対象に行われる職能開発の組織的な取組み)
(13) 教学IR(Institutional Research)業務
(14) スキルスラボの運営・管理
(統合教育学修センター規程より)
スタッフ紹介
当センターが本務先である専任教員は以下の通りです。
基礎教育学
西井 明子 [業績DB] | 教授・センター長 | 医学教育学、予防医学、循環器内科学 |
諏訪 茂樹 [業績DB] | 准教授 | 社会学(看護学部) |
松本 卓子 [業績DB] | 准教授・臨床実習コーディネーター (呼吸器外科兼務) | 医学教育学、呼吸器外科学 |
伊藤 由起子 [業績DB] | 准教授 | 英語(看護学部) |
辻村 貴子 [業績DB] | 講師 | 日本語 |
佐藤 明可 [業績DB] | 講師 | 英語 |
山本ラヴェナー ロクサナ [業績DB] | 講師 | 英語 |
伊豆原 郁月 [業績DB] | 助教 | 医学教育学、生理学 |
土井 範子 [業績DB] | 助教 | 医学教育学、シミュレーション教育 |
松永 晶太 [業績DB] | 助教 | 医学教育学、統計学、臨床心理学 |
藤井 佑実子 [業績DB] | 助教 | 医学教育学、情報学、心理学 |