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概要

シンシアNo.9

新校舎棟2(仮称)キャンパス整備完成後の全体イメージ第2病棟(仮称)本部・講堂棟(仮称)第1病棟教育・研究棟総合外来センター新校舎棟1(仮称)膠原病リウマチ痛風センター■現在の全体配置図■完成時の全体配置図(予定、2026年末頃)総合外来センター第1病棟看護学部病院ゾーン総合外来センター第1病棟新校舎棟-2リウマチセンター西病棟中央校舎北校舎糖尿病講堂センター佐藤記念館TWins(東京韓国学校)本部棟リウマチセンター駐車場新ロータリー広場第2病棟(仮称)TWins(東京韓国学校)旧本部棟南病棟旧一・二号館跡地教育・研究棟東病棟中央病棟総合研究棟旧南病棟新校舎棟-1教育・研究棟広場本部・講堂棟(仮称)旧総合研究棟キャンパスゾーン旧第3別館第3別館医療事故によって再び特定機能病院の承認が取り消された。こうした厳しい船出の中、耐震補強を最優先に進めながら新校舎棟の建設を決定。併せて、2016年に教育・研究棟を竣工させるとともに、院内各所に点在していたICU機能を集約し、中央病棟の手術室を7室増設する改修工事も行い、2017年7月から稼働した(8ページ参照)。「財務面も、医療部門担当理事である田邉本院病院長の強いリーダーシップのもと、職員一丸となった改革・改善への取り組みにより、医業収支に改善の兆しが見られるようになってきました。こうした財務面の裏付けがあるからこそ、施設将来計画が本格的に動き出したのです」と岩本委員長は強調する。新校舎棟は2020年3月に竣工予定で、医学部・看護学部の学生は同年4月からこの新校舎で学ぶことになる。その後、中央校舎をはじめ北校舎、西病棟、糖尿病センター、弥生記念講堂を一気に解体し、その跡地に2023年、第2病棟を建設する計画だ。そして、第2病棟へ移転する中央病棟と東病棟の跡地には本部講堂棟を建設する予定だが、その実現には今後の財務状況が鍵となる。こうした全体像が完成するのは2026年末頃の予定だ。「整備された暁には、女子医大通りをはさんで若松町エリアが病院ゾーン、河田町エリアがキャンパスゾーンと分かりやすい配置となります。特に病院ゾーンは動線が短くなりますので、患者さんのご負担が軽くなると思います。新しく生まれ変わる女子医大にぜひご期待ください」と、岩本委員長がメッセージを語ってくれた。Sincere|No.9-2018 19