ブックタイトルシンシア No.7
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シンシア No.7
安藤忠雄ストリートオシャレな街・仙川の象徴スポット近年、オシャレな街として注目を集めている仙川。その象徴的なスポットが、東京アートミュージアムやせんがわ劇場、シティハウス仙川、仙川デルタスタジオなどが建ち並ぶ松原通り沿いの一角だ。これらの建物は安藤忠雄氏の設計によるもので、通りは“安藤忠雄ストリート”の通称で呼ばれている。両サイドに並ぶコンクリートの打ちっ放し建築は圧巻。ぜひご覧あれ!(地図:11ページ?)仙川・成城学園散歩“安藤忠雄ストリート”の通称で親しまれている通りの一角。成城五丁目猪股庭園すっきりした数寄屋造りの美を堪能高級住宅街として知られる成城学園。その一角にある猪股庭園(労務行政研究所理事長を務めた故・猪股猛氏の旧邸)は、数寄屋造りの建物と回遊式日本庭園の美しさを堪能できる珠玉のスポットである。建物は文化勲章を受章した建築家の故・吉田五十八氏の設計で、侘びをテーマにしたシンプルで力強いデザインが特徴だ。バリアフリーがまだ一般的ではなかった1967(昭和42)年の竣工だが、建物の段差がなく、その先見性も秀逸。庭に面したどの部屋の開口部も、趣向を凝らした額縁となって庭園の風景が絵のように見える。そのすばらしさにも心を奪われる。●住所:世田谷区成城5-12-19●開園時間:9:3 0~1 6:3 0●休園日:月曜日(祝日の場合は次の平日)年末年始(12月29日~1月3日)●入園料:無料●問合せ先:03-6407-3311(一般財団法人世田谷トラストまちづくり)●地図:11ページ?庭園から3層の屋根が特徴的な建物を望む。すっきりした室内と額縁を思わせる開口部。◆グルメスポットぱんぷきんオムレツが自慢の老舗洋食店シンプルな料理であるがゆえに、つくり手の真価が問われるオムレツだが、「ぱんぷきんのオムレツはふわふわトロトロで絶品!」と折り紙付きである。その秘密は、シェフの熟練の技が醸す火加減とスピードにあるようだ。具材は、ほうれん草やベーコン、チーズ、エビ、マッシュルームなど10種類の中から2種をチョイスでき、ソースもデミグラスかトマトのどちらかを選べる。オムライスやハンバーグも人気メニューとなっている。アットホームな雰囲気とも相まって、地元・仙川の人たちに愛され、親しまれている洋食屋さんである。●住所:調布市仙川町1-11-5●電話:03-3326-2944●営業時間:11:3 0~1 4:3 01 7:3 0~2 1:0 0●定休日:水曜日●地図:11ページ?看板メニューのオムレツは絶品と評判。アットホームな雰囲気を醸し出す外観。熟練のパティシエが生み出す洗練されたケーキ。成城アルプス創業50年超の一流パティスリー●住所:世田谷区成城6-8-1●電話:03-3482-2807●営業時間:9:0 0~2 0:0 0●定休日:火曜日(祝祭日は営業)●地図:11ページ?ホテルのラウンジを思わせる2階のサロン。文化の発信地・成城に店を構えて半世紀。洋菓子の老舗・成城アルプスは、“ケーキは鮮度が命”との信念から創業以来、店舗に併設されたアトリエでケーキづくりを行っている。そのこだわりが、一流パティスリーとしての絶大な信頼と名声につながっている。創業当初から愛され続けている看板商品・モカロールは、「世田谷みやげ」にも指定されており、成城に住む“モカロールファン”の有名人も多いとか。店舗の2階にはシックなインテリアのサロンも併設されており、創業時に制作を依頼した故・東郷青児氏の絵画を見ることができる。12 Sincere|No.7-2017