卒後臨床研修センターだより

さまざまな説明会やオリエンテーション、学会に参加する研修医たち。
貴重な体験報告や、臨場感あふれる行事の様子など月毎にお知らせします。

2019年12月号

マッチング結果報告

卒後臨床研修センター センター長 中村真一

 2020年度採用の初期臨床研修医第17期生の採用試験を、8月3日(土)、8月10日(土)の2日間で実施しました。受験者は8月3日が55名、8月10日が64名の計119名で、その内訳は男性36名、女性83名(他大学30名)でした。なお、昨年の受験者数は136名で、その内訳は男性39名、女性97名(他大学23名)です。
 当院の初期臨床研修では、将来の進路に合わせた研修を行うことを目的に、基本コースのほかに小児科、産婦人科、外科、内科と4つの専門コースを設けており、基本コースと専門コースは併願受験が可能です。今年度の専門コースは、小児科専門コース6名、産婦人科専門コース2名、外科専門コース9名、内科専門コース23名が受験しました。今回は、筆記試験監督および面接官として、医師44名とメディカルスタッフ16名の方々にご協力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

 なお、当院はマッチングシステム(※1)に参加しており、採用者の決定はマッチングにて行われます。研修管理委員会にて採否とマッチングシステムの登録順位決定を判定しますが、今年は例年より厳格な判定を行い卒後臨床研修センターの質向上を期して登録を行いました。本年度は10月17日(木)にマッチング結果が公表され、基本コース29名(定員45名)、小児科専門コース0名(定員2名)、産婦人科コース0名(定員2名)、外科専門コース3名(定員5名)、内科専門コース4名(定員5名)の計36名がマッチし、定員59名に対して、61%のマッチング率となりました。
また、空き定員(23名)に対して10月30日(水)に追加募集を行い、基本コース7名、小児科専門コース1名の合計8名を追加採用しました。医師国家試験に合格後、マッチング採用者と合わせて44名が4月より初期臨床研修を開始しますので、入職後には皆様にご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

※1 学生と研修病院両者の希望を踏まえ、一定の規則(アルゴリズム)に従ってコンピュータで組み合わせを決定するシステム。詳細は、マッチング協会のホームページ参照(http://www.jrmp.jp/)。

 

このページの先頭へ戻る

卒後臨床研修センターだより