卒後臨床研修センターだより

さまざまな説明会やオリエンテーション、学会に参加する研修医たち。
貴重な体験報告や、臨場感あふれる行事の様子など月毎にお知らせします。

2019年4月号

臨床研修修了証書授与式

卒後臨床研修センター

 3月29日(金)16時から、総合外来センター5階大会議室において、医療練士研修生および後期臨床研修医と初期臨床研修医医科第14期生・歯科第13期生の修了証書授与式が行われました。


 平成30年度の修了生は、医療練士研修生88名、後期臨床研修医5名、初期臨床研修医医科48名、歯科4名の合計145名となりました。修了生には、本学オリジナルの臨床研修修了証明書を初期臨床研修医には厚生労働省指定の臨床研修修了証が授与され、それぞれ集合写真を撮影して授与式は滞りなく終了しました。

 

 初期臨床研修医の後期研修科は、内科系18名、外科系14名(産婦人科3名を含む)、その他21名です。医科修了生の内32名が、引き続き本学(関連施設を含む)にて研修を行います。


 なお、初期研修にご尽力いただいている先生方に修了式で指導医バッジの授与を行っており、平成30年度は36名の指導医に授与されました。また、各診療科指導医の先生方も出席していただきありがとうございました。来年の授与式にも多くの指導医のご出席をお待ちしております。
 また、平成31年度採用第16期生は40名です。内訳は、女性23名(他大学卒8名)、男性17名です。今後とも、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

初期臨床研修を終えて<修了式挨拶>

初期臨床研修医第14期生 手塚直子

 2年間の研修を終え、今日、14期生の修了式を迎えられたことを心より嬉しく思います。
 国家試験に合格し、夢であった医師の道の一歩を踏み出した2年前。学生ではなく、医師として病棟に行ける喜びと同時に、不安でいっぱいだったことを思い出します。分からないことだらけの私たちに、先生方は、疾患の知識や手技、電子カルテのオーダーなど、手取り足取り教えてくださいました。時には、厳しい言葉をいただくこともありましたが、そのような場面ほど印象深く、「次は気を付けよう」と胸に刻むことができました。


 また、患者さんにも支えられた2年間でした。つたない病歴聴取にも、最後までお付き合いしてくださいました。点滴確保などの手技では失敗も多くありましたが、笑って許してくださいました。そして、「立派なお医者さんになってね!」と励ましの言葉をいただくこともありました。医療を提供する立場ではありましたが、私たちが患者さんから応援され、力をいただく場面がたくさんあったように感じます。


 4月から私たちはそれぞれの専門領域へ進みます。今までは「分からなくても研修医だし仕方ない」と思っていたことでも、これからは自分たちが主体的に治療方針を決め、患者さんに対応していかなければなりません。不安も大きいですが、「先生方のように患者さんに信頼していただけるような医療を提供したい!」と希望も膨らみます。そのために、これまで以上に必死に勉強し、自分の目標とする医師へ近づけるよう頑張っていきたいと思います。

 多くの方々に支えられた2年間でした。同期とは、励まし合い、時には愚痴もこぼしながら頑張ることができました。同期のみんなありがとう、そして、これからもよろしくお願いします。
 最後になりましたが、センター長の川名先生、アドバイザーの小寺先生、白井先生には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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