救命救急センター
トピックス
診療内容
当院は救命救急センターの指定を受けており、重篤な救急患者さんを24時間体制で受け入れています。
対象は全診療科におよび、各種内科疾患、外科疾患のうち、特に緊急手術や集中治療を要する病態を扱います。
また、東京消防庁や近県の救急隊からの搬送受け入れのみならず、高度な医療が必要と判断される症例の各種医療機関からの紹介も随時受け付けています。
なお、救命救急センターICUでは持続血液ろ過透析（CHDF）、膜式体外膜式酸素化療法（ECMO）、高圧酸素療法（HBO）等の高度医療が可能で、さらに、24時間緊急手術が施行可能な体制を備えています。
一方、二次救急である中等症～軽症の救急受け入れ依頼についても、内科系、外科系を問わず対応しています。
対象疾患
対象疾患は「診療科を問わず緊急を要する病態」にあるものです。
以下、例として、
循環器系
- 虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）
- 大動脈疾患（大動脈破裂、急性大動脈解離）
- 不整脈
- 高血圧緊急症
- 急性心不全
- 心肺停止
呼吸器系
- 急性呼吸不全
- 肺炎
消化器系
- 肝不全
- 腹膜炎
- 急性膵炎
- 消化管出血
- その他急性腹症
腎疾患
- 急性腎不全
感染症
- 敗血症
- 各種重症感染症（髄膜炎、急性腎盂腎炎など）
脳神経疾患
- 脳卒中（脳梗塞、脳出血）
内分泌代謝系
- 高血糖
- 低血糖
- 電解質・代謝異常
その他
皮膚疾患、産婦人科疾患、小児科疾患、低体温症、外傷、中毒、多臓器不全など
診療実績
| 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
|---|---|---|---|
| 病院外心停止 | 79 | 83 | 43 |
| 重症急性冠症候群 | 145 | 83 | 46 |
| 重症大動脈疾患 | 42 | 25 | 24 |
| 重症脳血管障害 | 90 | 99 | 24 |
| 重症外傷 | 32 | 45 | 11 |
| 重症急性中毒 | 25 | 42 | 6 |
| 重症消化管出血 | 49 | 98 | 13 |
| 敗血症 | 28 | 31 | 30 |
| 重症呼吸不全 | 94 | 84 | 11 |
| 重症急性心不全 | 66 | 80 | 17 |
当院救命救急センターの受け入れ体制
一般、紹介を問わず、初期診療は当院救命救急センターで行います。
必要に応じて院内の各科専門医と協力して治療にあたり、入院加療が必要と判断すれば当院救命救急センターICU管理とするか、それが不可能な場合には他院への転送依頼を行います。
なお、東京消防庁ならびに近県の救急隊からの依頼だけではなく、近隣の医療施設から手術や集中治療管理を要するような重症患者さんの紹介も24時間体制で受け付けております。
いつでも直接救命救急センターまでご相談ください。
部門HP
2023年8月1日現在
緑文字 =予約外 紫文字 =救急当番 茶文字 =予約外+救急当番
★：教授 ☆：臨床教授 ◎：准教授 △：臨床准教授 ◆：講師 ◇：准講師
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 |
◆並木 みずほ |
☆武田 宗和 |
外来担当医 |
外来担当医 |
外来担当医 |
外来担当医 |
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | |
| 午後 |
外来担当医 |
外来担当医 |
外来担当医 |
外来担当医 |
外来担当医 |
|
-
教授・基幹分野長、救命救急センター長
森 周介もり しゅうすけ
専門分野 救急医学、外科、外傷
認定資格 救急科専門医・指導医
外科専門医・指導医
消化器外科専門医・指導医
感染症専門医・指導医
消化器病専門医・指導医
集中治療専門医
外傷専門医 -
臨床教授
武田 宗和たけだ むねかず
専門分野 救急医学、災害医学
認定資格 救急科専門医・指導医
外科専門医
腹部救急教育医 -
講師
並木 みずほなみき みずほ
専門分野 救急医学、中毒
認定資格 救急科専門医・指導医
高気圧酸素治療専門医 -
助教
大城 拓也おおしろ たくや
専門分野 救急医学 認定資格 救急科専門医 -
助教
大久保 ひかりおおくぼ ひかり
専門分野 救急医学 認定資格 救急科専門医