診療案内

診療の特徴・強み

東京女子医科大学内分泌外科教室では、甲状腺、副甲状腺、副腎に発生する腫瘍の治療を行っています。「内分泌外科」は聞きなれない診療科ですが、海外ではEndocrine Surgeryとして確立されています。頻度が高い疾患ではありませんが、故に専門性が高く医局員全員がスペシャリストとしての自覚を持ちながら診療にあたっています。特に家族性腫瘍である多発性内分泌腫瘍症2型として甲状腺髄様癌と副腎褐色細胞腫を発症する可能性のある患者さんには、当科で甲状腺と副腎、両方の手術を行うため、疾患を総合的に診ることが可能です。そのため診断から治療までスムーズに行うことが出来ます。また、多発性内分泌腫瘍症1型の場合には、副甲状腺機能亢進症は当科で治療し、下垂体腫瘍や膵神経内分泌腫瘍に関しては、他科と連携をしながら治療を行っています。このように高度の医療を提供できる大学病院の特徴を生かし、患者さんに安全な医療を提供できるように心がけています。

診療予約

初診の方へ

当院は予約診療を行っております。
やむを得ず予約なしでご来院される場合は、当院受付時間:午前7時30分~午前11時の時間帯にお越し願います。
初診申込方法につきましては、東京女子医科大学病院のホームページをご覧ください。

再診の方へ

自動再来受付機で手続きを済ませてから、診療科(検査の場合は検査受付)にお越しください。
詳細につきましては、東京女子医科大学病院のホームページをご覧ください。

担当医表

担当医表につきましては、東京女子医科大学病院のホームページをご覧ください。

診療・治療実績

2019-2023年疾患別手術件数

← 横スクロールでご覧ください →

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
甲状腺 乳頭癌 86 50 52 42 63
濾胞癌 1 4 3 0 1
髄様癌 5 0 2 6 3
癌再発 7 8 13 9 11
その他の悪性腫瘍 1 3 2 1 1
良性結節 14 17 16 31 31
バセドウ病 12 7 6 10 14
その他の甲状腺腫瘍 10 14 11 5 13
副甲状腺 原発性副甲状腺機能亢進症 50 45 39 55 57
続発性副甲状腺機能亢進症 3 4 2 4 4
その他 2 1 2 4 1
副腎 原発性
アルドステロン症
6 4 10 2 4
クッシング症候群 8 6 6 6 6
褐色細胞腫 6 8 9 5 4
その他 1 1 5 2 1
212 172 178 182 214