第125回日本外科学会定期学術集会に参加しました!

4月10日~12日に仙台で行われた第125回日本外科学会定期学術集会に参加しました。

4月11日のパネルディスカッション「整容性を追求した乳癌外科治療」では、当科の明石定子教授が座長を務められ、野口英一郎先生が「気軽に挑戦したくなる乳房温存オンコプラスティックサージャリー~簡易inverted T~」というテーマで発表されました。
乳癌外科治療は、他領域の外科治療と異なり、根治性・安全性に加えて整容性も追求されるため、いかに根治性・安全性を損なわずに患者さんが満足できるような整容性保つことができるか、様々な方法が提示されました。まさに、学会のテーマである「楽しい外科学」にふさわしい、非常に興味深いセッションでした。

また、第125回日本外科学会定期学術集会では、医学生招待を行っており、本学からも3名の「外科医志望の」医学生が参加されました。企画セッションでは、「外科の魅力を語ろ」と題し、手術編、研究編、女性外科医編と多くの先生方が熱く外科学の楽しさをプレゼンされており、私まで勇気づけられました。外科学会全体において、女性の会員数は約10%程度とまだ女性外科医は少ない現状です。「女性の働き方」に関するセッションもありましたが、まだ意識改革は十分でないと感じました。私たちの医局では、「世間的に型にはまった女性としてのキャリアプランや働き方」ではなく、男女問わずにそれぞれの医局員が考える「私だけのキャリアプランや働き方」ができるような環境を作っていきたいと考えました。

学会期間中、仙台はちょうど桜が満開を迎えており、国際センター近くにあるお花見スポット、西公園で桜を楽しむことができました。医局の先輩や同期と久しぶりに顔を合わせお話する機会もあり、本学の学生さんとおいしい宮城のお酒を楽しむこともでき、充実した学会となりました。