臨床工学技士のかかわり

特徴

透析室の透析装置は、すべて個人用透析装置です。個人用透析装置使用により透析液のオーダーメイド化が可能となり、低カルシウム透析液、カリウム濃度調整透析液、無酢酸透析液を患者さんに合わせた処方することが可能となり、調整透析液は全体の3割で使用されています。また、アフェレシス治療の件数が多く、多種多様な患者様への治療選択が多く存在するのも大きな特徴となっております。

透析液清浄化とオンラインHDF

日本透析医学会のガイドラインに基づき、透析液は超純水透析液を維持するように厳密に管理されています。この透析液を用いてon-lineHDF、i-HDF療法を行っています。
今後は超純水透析液を用いたHDF治療の件数は増加してゆくため、透析液清浄化業務は重要な位置づけになるものと考えています。

アフェレシス治療

病状にあわせたアフェレシス療法を実施しています。

アフェレシス治療:単純血漿交換・二重濾過血漿交換・血漿吸着・血液吸着

病棟透析

病室で透析室と同等の超純水透析液を作成し、病室用個人用透析装置にて血液浄化療法を行っております。

装置保有台数:6台

透析装置メンテナンス

透析装置は、当院の臨床工学技士が定期交換部品の交換、定期点検を行っています。

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