看護のスペシャリスト
看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー
急性・重症患者看護専門看護師は、緊急度や重症度の高い患者に対して集中的な看護を提供し、患者本人とその家族の支援、医療スタッフ間の調整などを行い、最善の医療が提供されるように支援しています。患者・家族、看護師や多職種や組織に対して、専門看護師の6つの役割(実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究)を用いて活動しています。患者の速やかな全身状態の安定や、クオリティ・オブ・ライフの尊重に根ざしたケアの提供に努めています。看護実践や相談、チーム医療とケアシステムの構築、社会活動、研究活動など、より質の高い看護を提供するために多様な活動を行っています。
重症肺炎で2か月近くICUに入院していた患者さんでしたが、その間の記憶が全くなかったことに衝撃を受け、生活への影響や何が望ましいケアだったのかなど、ICUでの実践を振り返りたいと考え本領域を選択しました。
救命・救急センター、集中治療室、一般病棟での臨床経験ののち、2009年博士前期課程修了、2010年より急性・重症患者看護専門看護師
院内教育体制そしてOJTでは経験学習を参考に熟達者が新人支援を行っています。その他e-learning、図書館、いつでも利用可能なデータベースも整っていますので自分のペースで学ぶことも可能です。家族的な雰囲気でとても働きやすい職場です。