看護のスペシャリスト
看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー
緩和ケアでは患者さんや家族の考えや思い尊重し、身体的苦痛のみならず全人的苦痛を緩和できるようケアを提供しています。また、苦痛や苦悩の本質を包括的にアセスメントしてケアに繋げていきます。
現在私は、外来化学療法室や緩和ケアチームの看護師としてがん患者さんやご家族のケアを行っています。がん疼痛が強い患者さんの疼痛コントロールのために医師や薬剤師と連携したり、苦痛緩和の必要がある患者さんの困りなどについてスタッフから相談を受けアドバイスやケアを行っています。
多くの婦人科がん患者さんと関わる中で緩和ケアの知識を高める必要があると感じたため
1999年当センター入職し、産婦人科病棟や外科系病棟を経て、現在は外来化学療法室に在籍しています。
半年間、認定看護師教育課程にて座学や臨地実習などで専門的領域について学びを深めます。教育課程修了後、認定看護師審査を受け、合格し晴れて緩和ケア認定看護師となりました。
緩和ケアリンクナース会を開催しています。がん関連部署からリンクナースを選出し、講義やGWを通して緩和ケアの知識を深め、実践に活かしています。また、緩和ケアチームや緩和ケア外来もあり、がん患者さんのサポート体制を整えています。