看護のスペシャリスト

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看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー

当センターの12種類の専門領域で
活躍する看護師の働く姿をご紹介します。
足立医療センターで働くあなたを想像してみませんか。

診療看護師

診療看護師

診療看護師とは、7つの能力が求められ、臨床現場におけるエキスパートとしての役割が大きい存在です。医学的知識と見識・手技を身につけ、医師の直接指示、あるいは手順書に基づいて診療の補助範囲で一定の医行為・診療を実践、そしてマネジメントを行う看護師であり、「医師の頭脳と看護師の心を併せ持つ」、「チーム医療の中心となりうる」人材です。

また、医師と看護師、そして各コメディカルとをつなぐ架け橋となる役割を担っています。救急医療科では救急医療を、Acute Care SurgeryセンターではHybrid ER、緊急手術、IVRなどに従事しています。

救急医療科では中心静脈の抜去やPICC、Aラインの挿入など特定行為を中心とした医行為の実践が多いです。医師と調整や連携を図りながら、患者の状態に合わせ疼痛コントロール行いながら、安全・安楽に留意手技を実践しています。初療室やHERSでの緊急手術や処置を要する場面では、医師には医師にしかできない手技に専念できるよう、NPが介入することで最適な治療を円滑に行うことができるようマネジメントを行うこともあります。

また、初療、HERS、病棟管理だけでなく、状態が安定した患者の転院調整を医師・MSWと協働するなど入退院支援としての役割も担っています。看護場面では受け持ち看護師からの疑問をともに考え、臨床推論に基づくアセスメントを行い、よりよい看護ケアに反映させるなど看護の質の向上に努めています。


画像:診療看護師

この専門領域を選択した理由

三次救急を担う救命救急センターは、緊急処置を要す患者様を多く応需する所で、即時対応が要される現場です。初動には速やかな人員確保が重要となりますが、医師をはじめ限られた人数でできる処置にも限りがあり、時には難しい場合もあります。それでも、それらの処置の一端を担えれば、医師は医師にしかできない仕事に集中でき、スムーズな診療へと繋がり、スムーズな診療の積み重ねは一台でも多くの救急車応需に結びつくのではと考えることがありました。

どのような道を進んでいったら良いだろうかと迷子になっていたところ、診療看護師として救急の現場に戻ってきた先輩から診療看護師の道が良いのではないかというアドバイスをいただきました。

私は幸いにも、医学的知識と見識・手技を習得し、医師の直接指示のもと医行為を実施する診療看護師の先輩の仕事を救命センターで見れる環境にありました。

効率的なチーム医療提供体制の構築をする先輩を見て『診療看護師』の道で間違いない!と思い選択しました。

専門職への道のり

市中病院の消化器外科勤務
足立医療センター(旧東医療センター) 救命ICU

診療看護師になるためには、看護師として5年以上実務経験を有し、その後診療看護師養成コースを有す大学院に通い大学院修士課程を修了することが必須です。その後診療看護師資格認定試験に合格する必要があります。

足立医療センターのおすすめポイント

足立医療センターは、区東北部医療圏で唯一の救命救急センターになります。3次救急で応需する患者様も多く、たくさんの症例に出会い学ぶことができます。初めは学ぶことが多く、大変なこともあるかもしれません。一つ一つの症例とその患者様からの学びがこの先の看護師人生の糧になると思います。


画像:看護師がパソコンを見ながら話している

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