看護のスペシャリスト
看護のスペシャリスト先輩たちへのインタビュー
小児救急看護認定看護師は名称が小児救急となっていますが、小児の救急に特化しているわけではありません。もちろん小児患者の危急事態対応については専門性を持ち実践や指導などで活動をしております。
しかし活動内容としてはホームケア指導、事故予防、虐待相談、養育相談、権利擁護などあらゆる健康状態にある小児と、かかわる養育者も対象として幅広く活動する分野となっています。
小児看護の実践者として、後輩への指導者として自身の力不足を感じ、ステップアップがしたかった為、小児救急看護の認定看護師を目指すことに決めました。
看護師実務経験5年以上、うち専門領域での経験3年以上であれば認定教育課程受験資格得られます。資格を得るため認定看護師教育課程を卒業し、認定試験に合格しました。
私は、資格取得後、某市設置の子ども家庭相談部門で勤務を経て、2020年より当センターの小児科にて、経験を重ねてスキルを磨いています。
足立医療センターの小児科は呼吸器管理を必要とする小児患者が多く来られます。在宅でも安全に安心して呼吸器管理を続けられるように、ご家族への在宅ケア指導が日常的に行われます。
また、救命救急センターでは3次救急に対応しているため外因性疾患の小児患者も入院してきます。様々な疾患の看護を経験でき、急性期から在宅移行支援までご家族もチームの一員として経験豊かなスタッフが一丸となり看護が行われています。