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入職後約半年が経過し、各々、初めての夏休みを過ごしました。専門職者として『看護実践能力の取得に必要な、看護実践の基本的な知識を確認しOJTに活かすことができる』ことを目的に、看護実践導入6か月研修をおこないました。
今回の研修では、「緊急度を判断するフィジカルアセスメント」「感染経路別予防策」「看護記録」の3つのテーマで日々の看護実践を再確認しました。
『緊急度を判断するフィジカルアセスメント』では、
「バイタルサインや心電図といった、日々の観察項目から急変の早期発見につながる」
「鳴っているモニターが、何で鳴っているのか患者のところに行って確認することが必要だと学んだ」 「呼吸数が重要である」
「急変のサインを見逃さない」 「どれだけわかりやすく端的に伝えられるかが大事」
など、緊急度を判断するフィジカルアセスメントと報告について学ぶことができました。
『感染経路別予防策』では、
「感染経路に応じた防護具の違いを復習できた」
「根拠がわかることで、いかに感染経路別予防策が大事なことかということが理解できた」
「本当に必要なものを選択していくことが大切であると学んだ」
「消毒製剤によって効能が違うことを再認識できた」
「正しい消毒方法と、消毒されているか確認する方法がわかった」
など、感染経路に応じた感染経路別予防策や洗浄・消毒・滅菌の適切な選択を学ぶことができました。
『看護記録の構成と看護記録の実際がわかる』では、
クリニカルパス・ケアセット・個別看護計画についての講義と事例をもとにグループで看護計画を話し合いました。
「自身の看護記録の方法を見直そうと思った」 「自分の記録の答え合わせができた」
「パスと個別性に応じた看護計画の違い、評価の方法がわかった」
「事例をもとに、個別の看護計画が考えられてよかった」
など、看護記録の実践について学びを深めることができました。
『生活や環境の変化の中でのストレスとのつきあい方に気づくことができる』では、
「思い込みをせずポジティブな考えを常にもって、ストレスを溜めないことが必要だと思った」
「ポジティブ思考とネガティブ思考を、時と場合に応じて使い分けることが大切だと感じた」
「仕事でのストレスも物事の捉え方次第だと思った」
「視点を変えれば、考え方も変わる」
講義の中でもストレスの対処法が印象に残ったなど、認知行動変容についての学びが大きかったことがわかりました。
『6か月間の自分の成長(変化)を振り返り、明日から実践する具体的な目標を表現できる』では、
「過去の自分と比べて、成長したことを話をしながら実感できた、気付けた」
「自分だけが課題だと思っていたが、みんな同じことを課題と感じていて安心した」
「みんな4月より成長している」「みんな頑張っている」
「お互いにできていることを認め合うことができて良かった」
日頃から心がけていること、実践していること、困っていることなどを話しながら、今後取り組みたい具体的な目標を同期の仲間と共有することができました。
最後に、部署のプリセプターや先輩から、“こんなところが素敵だな、魅力だな”が書かれたカードをプレゼントされ、いっぱいの笑顔に包まれた研修会場となりました💮