先端生命医科学研究所は創立 50 周年を迎えました。
大学ニュース掲載文
先端生命医科学研究所は、1969年に医用技術研究施設として発足し、1976年に医用工学研究施設を経て2001年に現在の名称に改称し、本年で創立50周年を迎えました。この節目に本研究所の歴史を振り返るとともに、皆様方と未来を展望することで、令和元年を新たなスタートとして本研究所をさらに発展させるべく、7月6日に記念行事を開催致しました。
当日はご来賓を含むおよそ390人の皆さまにお越しいただき盛会に終了いたしました。記念式典では、東京都の小池百合子知事をはじめとするご来賓の方々よりご祝辞を頂戴しました。元所長の岡野光夫名誉教授・特任教授より「研究所の50年の歩み」と題して細胞シート工学を基盤としたこれまでの成果を、また、清水達也所長、村垣善浩副所長からは「研究のこれからの50年」と題して未来医療を創造する研究所の展望についてご紹介いたしました。
記念講演会では、山形大学参与の嘉山孝正先生より「医療革新と学会 -学・官・産連携」、自治医科大学 学長の永井良三先生より「情報時代の医療開発研究」と題してご講演をいただき、会場は立ち見が出るほどの盛況となりました。
記念祝賀会でも多くのご来賓よりご祝辞を頂戴いたしました。当行事に併せて作成しました研究所紹介ムービーや各研究者の研究紹介ポスターおよび開発品の展示も行い、より一層研究所や各研究者への理解を深めていただけるよう趣向を凝らしました。会場では産官学連携を進める本研究所の行事ならではの異業種間のネットワーキングも活発に行われ、ご出席の方々より、「先端生命医科学研究所の総合力・団結力に感銘した」など、お褒めの言葉を数多く頂戴いたしました。村垣副所長の閉会挨拶の際には、研究者一同が壇上に上り、大和雅之教授の一本締めでお開きとなりました。
多くの皆様のご出席を賜り、さらには常日頃より研究教育活動にご支援いただいておりますこと、研究所一同改めまして感謝申し上げます。今後も変わらずご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
