趣旨

本未来医学研究会(初代理事長:桜井靖久教授)は、バイオメディカル・カリキュラム(Biomedical Curriculum –BMC)履修生(現在までで凡そ2,000名)の同窓会組織として発足し、2000年に開設された大学院、先端生命医科学専攻博士課程修了生を加えて、わが国の先端医療開発の新しい体制整備として医工連携と産学連携を推進しています。同時に研究所、大学のスタッフを含めた有志によって、先端医療の実現に貢献する一般社団法人未来医学研究会として2009年4月26日に設立されております。東京女子医科大学先端生命医科学研究所のメンバー、本研究会の代表理事、理事、幹事を中心として、「先端医学、先端医療に関する諸般の融合テクノロジー及び生物・社会科学分野における先端的知見の結集・開発、並びにその融合分野の研究の進歩・先端医療の世界普及を図って未来医学の実現に貢献するとともに、会員相互の研鑽と研究交流を通じて学術文化の発展と科学技術立国の諸策に寄与すること」(一般社団法人 未来医学研究会定款 第3条より抜粋)」を目的としてより発展的に運営されております。
主たる活動としては、

  1. 年次大会及び社員総会: 先端医療開発のための科学技術、開発体制、連携体制、規制などについての教育啓蒙的な会合を開催、同時に発展的な意見交換と議論を多面的な視点から行います。
  2. 研究会、意見交換会: 特殊な医薬・医療技術開発に関して、現場での状況を把握し、横断型の連携体制を研究会の会員を中心に構築して行く目的で、年に数回の研究会を行います。
  3. 日中友好交流活動や研究者・学生の助成活動など会員相互の研鑽や活動支援に係る関連事業: 人口の多い中国での医療の現状と今後の課題を抽出して行きます。定期的な中国視察と中国医療訪問団を受入れ、日中の未来医療、産業について総合的な対策を考えて行きます。
  4. 年会誌、及び図書の刊行: 先端医療の最新の話題や課題を取り上げ、未来の医療開発を総合的に俯瞰します。会員の活動状況を紹介し、より緊密な連携、共同の研究開発を促進し、日本に相応しい研究開発の有り方を考えて行きます。

などを行っており、一層の会員関係者相互の交流および先端医療社会を実現するためのネットワーキングや連帯活動を促進することを旨としております。

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