ご挨拶
未来医学研究会は、東京女子医科大学先端生命医科学研究所(旧医用工学研究施設)が運営する社会人に対する医学教育「バイオメディカル・カリキュラム」修了生の卒後交流の場として、1978年1月14日に発足しました。バイオメディカル・カリキュラムの修了生は2,000名を超え、医薬・医療機器業界を中心に様々な分野の第一線で活躍されております。2009年4月26日には一般社団法人化し、バイオメディカル・カリキュラム修了生に加え、先端医療テクノロジーに関して社会科学を含む学識又は経験を有し、未来医学・医療に関心を持つ、より多くの方々の参加も可能としております。本研究会は会員同士が各自の所属組織を超えて現在の先端医学・医療のさらに先にある未来の医学・医療について予想し、生じうる様々の課題に対する解決策を議論していきます。
2019年4月より歴代施設長である桜井靖久先生、岡野光夫先生を引き継ぎ私が3代目の会長に就任させていただきましたが、これまでの本研究会の活動をさらに活性化させていきたいと考えております。定期的なセミナーやウェブにて会員の方々にとっても魅力的な情報を提供するとともに、「こんなこといいなできたらいいな」という各会員の方々の期待する未来医学・医療について語り合い、その実現に向けた技術融合の提案や協力体制の構築を実行していきたいと考えております。
本研究会を意義のあるものにし未来の医療に貢献していくためには、様々のフィールドで活躍する会員の方々の御意見と活発な議論が欠かせませんので、是非研究会の活動に積極的に御参加いただければ幸いです。
一般社団法人未来医学研究会
会長 清水 達也